マオは未来人!?
更新です!ここまで読んでくれている人なら今回も読んでくれるでしょう!!よろしくお願いします!!
毎月、電気代が上がっていて恐怖を感じています。
「よし、腹も満たされた。聞きたいことが沢山あるんだが、聞いてもいいか?」
「うむ、余がわかる限りならな。」
「では、通常の赤ん坊はそんなに喋れないんだが、マオはなぜそんなに喋れる?」
「余が・・・天才だからじゃな!」
ドヤ顔をするも、赤ちゃんの顔でするドヤ顔はただ可愛いだけだった。
(かわいい!!なんてかわいさだ!!せっかく真剣な雰囲気を作ったのに!!顔がニヤけてしまう!!)
「そ、そうか。じゃあ・・・親の事は覚えているのか?」
「それについては殆ど覚えてはおらぬが、余をさらった者の顔は覚えておる。」
「さらった!?どうゆうことだ!」
「余をさらったのは・・・おぬしじゃ、パパ上殿・・・」
「そ、それは、まぁ、マオからしたらさらったと思われても仕方ないが、あの爆風の中、生存者はいなかったし・・・飛ばされたマオを受け止めてそのまま保護していると言うか・・なんと言うか・・・」
徐々に声が小さくなりながら、自分でも何を言ってるだと思いながらも、自分がした行為に対するマオの感想が人攫いだと言われかなりショックを受けている紅にマオは言った。
「待て待て、確かに余をさらったのはパパ上なんじゃが・・・今と雰囲気とか、人相が違う気がするのだ。」
「ん??どういうことだ??」
「余の感覚で言えば、未来の・・・今より未来のパパ上って感じかの?」
「未来?タイムワープしたとでも??」
「そうゆうことに・・・なるのかの?なんせ産まれて数ヶ月の身じゃかならな、顔や言葉はわかっても状況はよくわからんかったし、気がつけば空を飛んでパパ上殿に受け止められておったわけじゃ。」
「ちょっと待て、言葉はわかってってことは、なにか言ってたのか?その、未来の俺?は。」
「確か〜「後は頼んだぞ俺」って言っておったぞ?」
「てことは完全に未来の俺じゃね?ということはマオは未来からきた赤ちゃんってことか、マオは天才だと思ってたが、未来の技術とかで、早く喋れるようになってたりするのか?」
「それは、恐らくだが違う。余が知ってる世間はここほど優れた技術はなかったと断言できる。」
「ほう?というと??」
「即ち、未来のパパ上が今よりもっと過去に戻り、余をこの時代に送ったという事じゃな!これで辻褄も違和感もスッキリじゃ」
(コイツの頭が既に俺よりも良いということしかわからんが、1人だけスッキリしやがって・・・)
IQが20違えば会話が成り立たないとはこのことだと痛感した紅だった。
「そうじゃ!明日は余もパパ上殿の仕事場に行きたい!いいじゃろ?」
上目遣い+キラキラした目+顎に人差し指をちょんと置く仕草で紅にお願いするマオの破壊力は紅史上、最高にして最強の破壊力をマークした。
(か、か、か、かわいい!!!なんたるかわいさ!!ヤバい!!ヤバすぎる!!)
語彙が消え失せ、脳がショートしている紅に断る術はなく。
マオはすんなりと紅の仕事場、秘密結社へ行くことが決定した。
(はぁ〜なんて皆に言おう・・・)
読んでいただきありがとうございます。
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