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愛と番と鼬ごっこ(3)



カティアに対して、女公爵は深々とあたまをさげた。当然といえば当然である。カティアに見せてもらった記録によれば、拉致同然だ。王女がやったこととはいえ、いや、だからこそ重大事件であり、王族の醜聞は公爵として何としてでも不問にしてもらえるように、カティアの機嫌をとる必要が出てきた。


「あら、公爵様。そんなに怯えなくとも、私は特にこれを責めるつもりはありませんのよ?」

「……貴女はそうかもしれませんが、貴女の同行者の方々はそうはいかないでしょう」

「ふふ……。やはり貴女とはお友達になれそう」


引っかからなくて残念。などと嘯きながら、カティアは楽しそうに笑っている。それに対して、レイシアはやりにくさを感じた。

いくらこの国では女性でも爵位を継げると言っても、あまり多くはないし、他の国では爵位は男性のものという風潮の強いところは多い。

普段から駆け引きをする国内外の狸と狐はたいてい男。彼らはその性別故か駆け引きも似ている。例え話を持ち出すことはあるが、全体的に合理的で直球的。煙に巻くような言葉選びをしない分、対策がとりやすくやり易い。……例外の人間や国も勿論あるが。


今相手にしているこの令嬢は、これに当てはまらない。公爵を前にし、姫君を前にし、あれだけ堂々と落ち着いて居るからには、ただの令嬢ではあるまい。レイシアは再び心中で溜息をついた。


「同行者の方々は今どちらに?心当たりがあるなら迎えを出しましょう。

姫様の命がございますので、貴女をすぐに帰して差し上げることは出来ませんが、貴女のお連れ様方もおもてなしさせていただきます」


そう言うのが現状での精一杯の対応である。勿論言葉だけでなく実行もする。カティアは少し考える様子を見せてから、既に宿で休んでいるようなので問題ありませんと答えた。


「居場所が分かるのですか?」

「ええ、まあ。同じように私が無事な事は伝わっておりますし、居場所も分かっております。……経緯も。ああ、そんなに悩まずに。私の方から問題ないと伝えたので、襲撃されるような事にはなりませんわ」

「……一般的に、悩まずにはいられない状況ですが」

「ではこうしましょう。私は旅の最中、この国の姫君と見受けられる方に声をかけられたので、国際問題を考えて友好的に話し相手を買って出て、その先で出会った公爵様とお話ししていて意気投合。そのままお友だちになったので、この国にいる間、公爵様のお屋敷でお世話になる事にした」

「……同行者の方々は?」

「私が是と言えば是な方々ですので」


同行者が歳上の皇子達だとは予想が付くはずがないので、この令嬢も相当お転婆なんだなと解釈する事にした。……後々この件で脅さないとは一言も言っていないが、その同行者が令嬢のいいなりなら、不問になる。いざとなれば公爵位同士だし、此方には王族もついて居るし、他国だし、まあなんとかなる位に思う事にした。


「でも私、建前ではなくて、本当に貴女とならお友だちになりたいです」

「お友だち?」

「……共感者でもかまいませんが」

「……同じようなものでは?」

「裏切りを前提として付き合うのとそうで無いのでは全く違うと思いませんか?」


レイシアは俯き気味で押さえていた頭を上げた。公爵令嬢は少し困り顔で自分を見ていた。わざわざ顔を隠していた仮面を取ったその瞳の中に見えるのは、期待と不安。自分の本質を守る武器を1つ捨てて、正面から向かってくるその人。

嘘じゃない。信じて欲しいから仮面を外したのだろう。仮面を取って感情を見せる事で此方を騙そうとしている可能性だって考えられるが、レイシアは何となく、確信してしまっていた。このカティアという令嬢は、嘘をついていない、と。


「……お友だちですか」

「はい。この際だから言ってしまいますが、私は貴女に会いたいがために姫君の我儘に付き合いました」


友だちという言葉に貴族らしく裏を探したレイシアに対して、カティアは次の武器を捨てた。感情を隠す仮面の次に、他者に自分を悟らせないための話し方を。

それは想像以上に効果を発揮した。

レイシアは思わず動揺して、手を伸ばしたカップの取手を取り損ねた。ついでに無意識には?と声を出した気もする。

先程までの控えめで遠回し、……発言に未来の見えないような話し方が急に変わったから。だがそれも、仮面同様の武器だったのだろう。レイシアが迷うそぶりをするなら、疑うなら、彼女はそれに合わせて1つずつ、友人に対してなら必要のない武器を剥がしていく事にしたらしい。

それは、彼女が示せる現状で最も誠実な行動だと確信したから。それをレイシアも理解して、本気度を悟る。いや、先程ききかえしてしまったのは、本当に貴族として染み付いた言葉の裏を読むという反射ではあったが、レイシアは結果カティアに信用に足りないと示したと捉えられて正直、罪悪感を感じた。


目には目を、歯には歯を。罪には罰を。誠実には誠実を。……他人が示してくれた事には、それと同質同等と自身が思うことで返す。それを自身の在り方として、自身の生を全うする事を、レイシアは長い長い繰り返しの中で決めていたから。

だから、カティアの誠実さに嫌疑で返したように思えるこの状況に痛みを感じた。


だが同時に、カティアが言った目的……。自分に会うために、姫様についてきたとそう言った。姫様について行けば、自分と会えると確信していたのだろう。……それはつまり、此方の状況を、かなり理解している。と、いう事である。……それは、由々しき事態である事に変わりはない。これは相手がどこまで把握しているのか、聞き出す必要がある。


罪悪感を感じたのだ。結局後から自分は多分自分の気が済むまで彼女に謝るだろう。だから先に、話を聞くだけ聞いてからでも……。……一瞬だけ過ったその考えも、カティアの、恐らく無意識だろうが、仮面を持つ手に力が入ったのを見て砕けて消えた。


……どれだけ肝が据わってようが、此方は公爵、そして彼方は公爵令嬢。周りに自分の味方は物理的にも1人もいない。最悪魔法で何とか逃げ出せるとは思っているが、私もそれなりに魔法は使えるため互いに無傷では済まないだろう。

あらゆる側面から見ても、不安に思わないはずがない。すぐに来ない、そもそも味方がいない状況がどれだけ自分自身を弱らせていくか、全てがどうでも良くなる感覚がどんなものか、自分自身がよく知っているのだから。


誠実には、誠実を。


「カティア様、私のことはどうかシアとお呼びくださいな」


その言葉に、カティアは本当に嬉しそうに、では私のことはセレスとお呼びくださいなと、それはとても可愛らしく笑った。


_____________________________________________


「カティアからは心配無用と言われました。現在は公爵の家にいるそうです。公爵がどうやら歳の近い女性だったようで、お友だちになれましたと非常に嬉しそうです」

「そうですか。ではカティアは暫くそのままその公爵家に滞在で」

「ということはその公爵家には特に何も問題はないと言うことですね?」

「ああ……今はもうね。その女公爵はその国の王太子妃になるらしいからまともな人間である事に間違いは無いし、国内外の交渉も上手くやってる。カティアとは話が合うだろう」


トーリは正気を取り戻してすぐ、カティアから送られてきた伝言や証拠を確認して、法的処置がすぐに取れるように準備を整えた上で疲れたと言って寝始めたゼクトを叩き起こし、セインに再度連絡をとっていた。


「……ねぇ、ちょっと……!

セインもトーリもさっきまでと言ってる事違くない!?しかも何で僕また通信させられてるの!?」

「煩いですよ兄上。カティアがお友だちの家に泊まりに行って嬉しそうなのに何で連れ戻すんですか。馬鹿ですか」

「ゼクト……あまり喚かないでくれ。普段碌に働かないから魔力奉仕しかお前の仕事が無いんだ」

従妹溺愛者(シスコン)の理不尽と重労働者(ハードワーカー)の正論の板挟み……!」


どっちからの風当たりもひどいよぉお!とゼクトは嘆くも、此処には味方がいない。相手が再従兄と弟のタッグだと聞けば強国の宰相も逃げ出すので、ダイルが居たところで味方と言えるほどの戦力にはならなかっただろうが。


「はぁ……それにしても、王太子妃になる予定の女公爵かぁ……。若いのに優秀な女性ね……。カティアは何で彼女に会いに?」

「お友達が欲しかったのは本当でしょうね」

「どこでその話を聞いたのだろうね」

「……セインが手紙が何かで知らせちゃったんじゃないの?」

「王族の教育が不十分な国の話を、私があの子にすると思う?」

「ゴメンなさい」


トーリは先ほどから何度もカティアからの報告を見返している。何か目的があって姫君についていったとするなら、その目的は女公爵についてである。お友だちになりたい、という理由は大変結構だが、わざわざこの方法で近付いたからにはそれ相応の理由があるはず。

この女公爵、レイシア・ロスティーニ嬢……女公爵の何がカティアの興味をひいたのか。それを理解するにはどうするか。


「セイン兄さん。そちらで調べのついている女公爵の情報を手紙で此方にお願いします。

私たちは私たちで、"国内"の情報を集めますから」

「わかった。ではついでに、ロドリスという商人について調べて報告を」

「承知しました。……中身ですか?骨格ですか?」

「そこまで聞くなら、わかってるんだろう?」

「失礼しました。ではまた」

「ゼクト、アルバムを持ち出した件についてはうまく言っておいた。

明後日の夕刻には私もそちらに着く。それまでカティアが楽しく過ごせるように手を尽くしてくれると信じてるよ?」

「わぁ!セインありがと〜!」


通信が切れた。ゼクトは疲れたー、と声を上げてベッドに突っ伏した。トーリはそれを咎める様子もなく、外出準備を始めた。

今はまだ昼間。芸術祭はこれからまだまだ賑わいを増すだろう。ものの出入りも多いはずだ。


「夕刻に戻ります」

「わかったー。影は連れて行きなよ?」

「分かっています」


今出かけるのはトーリだけだ。従者を1人連れて部屋を出る。向かう場所は賑やかな市場。……なぜゼクトを連れて来なかったのかといえば、単に役割分担の話である。


祭りの日の夜は、昼間よりも繁華街が賑わう。トーリよりもゼクトの方がそう言った場所での情報収集が得意だ。今は十分寝かせてその後存分に働いてもらおうという計画であった。


トーリが従者を連れて向かうのは市場と見晴らしの良いカフェテリアだ。本当は女公爵の領地に行きたいところなのだが、王太子妃になる身ということは、色々なところに目が付いているので、調べている事がバレると少々面倒なる。今回は外す事にした。探せば領地の商人あたりが王都のどこかで商いをしている。問題ない。


「面白い話が聞けるといいが」


結論から言って、トーリが得られた情報は2つ。

1つ目。女公爵は西の領地を持っており、前公爵の時に盛大に行われていた闇取引などのせいで溢れていた武器やら薬やら悪人や海賊どもを片付け、貿易港の治安を良くして、大きく損なっていた国益をかなり改善したらしい。前任者の尻拭いだけでなく、船着場の整備やその近くに滞在用の宿屋や飲食店なども作り、領民の雇用を増やして就職率をあげたそうだ。


「わざわざ自ら赴いて、武器やら薬やらを魔法で巻き上げて、縛られた闇商人やら売人達の前で、それらを雷魔法で焼き切ってバラッバラの残骸にして次があれば、お前たちだ。……って警告したらしい」

「あはは!大胆だなぁ。その時はまだ令嬢だったの?その功績で父親から爵位を取り上げたんだ?いいねぇ」


中々のお転婆具合にゼクトは興味を強くした。カティアが自分でお友達に、と言うくらいだから元々のポテンシャルは高いだろうし、令嬢としてかなりの良物件なのは分かっている。そこに退屈しなそうな要素があるなら、暇を持て余したゼクトが興味を持たないはずがなかった。

トーリは呆れたように、相手がいますよ。この国の王子ですよ。と言ってやれば分かってるよと返ってくるので、トーリは報告を続ける事にした。


「元々前公爵は入り婿なので、彼女が成人するまでとはいえ、爵位を持たせる事にはかなりの反感があったそうですよ。そういうわけで、血縁の正統性から爵位を取り上げる事ができたのに、それをしないで功績を立てた上で爵位を継いで、真面目に仕事をしている女公爵は民衆からはかなり好感を持たれてますね」

「で?ご令嬢方ともお話ししたんでしょ?」


2つ目。正直よく分からない。いつの間にか王子の近くで見かけるようになった公爵。王太子とは曾祖父が同じらしい。


「つまり再従兄妹?」

「はい」

「いやいやいや、訳わかんないんだけど。何でそんな立場にいるご令嬢の事を皆が知らないの?」

「理由を探ろうと思い公爵と親しい令嬢方を探ってみたものの、そちらも数が少なくて、知られずに面会に持っていくのは無理と判断して、顔と身なりのいい男性に目が無さそうな令嬢に少しお茶を勧めて楽しくお喋りしてもらったところ、公爵家簒奪未遂の話を聴けました」

「……一応聞くけど、お茶に何かいれてないよね?」

「お礼にと市場で買ったばかりの砂糖や蜂蜜と合うお茶をお勧めしたところ、併せて味わっていましたがそれだけですよ?」


人間というのは珍しい物や自身の興味がそそられる物を前にすると、不思議と口が軽くなるものです。とトーリは続けた。その時点でゼクトはその事についての追及はやめた。


「……で、簒奪って?」

「まあよくある話ですね。

公爵家の1人娘と結婚した男が他所で娘を作って、妻が死んだ後、後妻と娘を連れ込んで現公爵を蔑ろにしたようです。お茶会も王子の誕生日も、後妻の娘ばかりを着飾り連れて出たり挨拶をさせて、必要な時は最低限がすぎる服装で連れ出された。それ以外の時はほぼ屋敷に軟禁状態。……婚約者候補ができる度に後妻の娘が愛想を振りまいていたようですよ。……私のお兄様になるかただから、といって、まああり得ない距離で。

虫唾が走りますね」

「……一応君とカティアの距離も兄妹じゃなかったらありえないからね。というか、兄妹と公言してるからギリギリセーフなだけだからね」

「ああそれで、何度か後妻の娘を使って婚約者候補を動かして現公爵を追い出す口実を作ろうとしたみたいですが、見事に失敗。王子や現公爵のお母様の友人たちによって企みがバレた挙句に3名揃って処罰を受けて今は国外らしいです」


普通に僕の発言無視して続けるんだね、うんまあ分かってたからいいけどさ。と、ゼクトはもう諦めていた。


「……そういう噂話、令嬢たちは大好きだよね」

「いえ。これに関しては、罪人たちを裁く際に公開裁判として正式に認められた事実で、民衆に至るまで知っています。ついでに、その裁判の中でも何度も王子は"私の再従妹で婚約者になる予定"の彼女をとか、"私の愛しい女公爵"とか全力で、盛大に、何の恥じらいもなく、寧ろ周りが恥ずかしくなるくらいの独占欲……こほん。とにかく、王子のかなり重症な恋慕が明らかになったそうです」

「……身分も血筋も実力もまともな女性だってことはわかったよ」


そして2人してカティアが女公爵に興味を持った大体の理由に見当が付いた。


「まあ迷ったら、同じ条件の人間の話を聞いてみようと思うのは普通な事だろうね」

「はい。普通ですね。高貴な身分で、再従兄から物凄い愛情を向けられていて、既に周囲も固められてしまっているという、状況的には同じ女性。……私たちの付けた見当は、普通なら当たりでしょう。ですが、興味を持ったのは、カティアです」

「……普通、だけじゃないのが僕らのお姫様だものねぇ。何か裏がある?……まあいいか。無事みたいだし、公爵も変な奴じゃないみたいだし。じゃあもう1つの方は?」

「ロドリスという商人ですが、東の森のすぐ側の村……町?……我々が盗賊どもを突き出した町に商品を卸しているようです。中身は酒肴品ですね」

「国外の酒?なら、王都で売った方が金になるんじゃないの?」

「……町人曰く、ロドリスと旧知の中だという町長の所に、定価で卸してくれていて、その町から王都での販売という事にして、多少の利益を得てそれを町の資金にしているらしいです。

この国は王都に金と人が集まるので、地方の領地……しかも盗賊まで頻繁に出る危険な森のそばの町では少子高齢化が進み更に国から貰える予算が少ない。

そこで、国は諸外国からの珍しい品を先ず各領地で仕入れて、王都で売り、得た利益を町や村の予算として使用する事を許可したそうです……それで、ロドリスの酒が東の領地の町の収入源になっているようです」

「……そのロドリスは今回この国に来てるの?」

「いえ。ロドリスは帝国の方で確保しています。そもそもロドリスは自分で足を運ぶような商人ではないです。この国に品物を卸しているのは、隣の国の村人たちです。……が、どうやらそれが一昨日、急に姿を消したそうです。それも、セイン兄さんが騎士団を引き連れてロドリス商会の取引の一切が停止、並びに商品の全てが差し押さえられた直後に」

「村人たちの集団失踪については僕もさっき報告を聞いたよ。盗賊が居座っているのを知っている筈……となると森を迂回するから、それまでの道のりで目撃証言が出る筈。セインも兵を放って情報を集めさせてるけど、見つからないようなら……」

「……まさか転移魔法とでも?御冗談を。大叔父上さえ未だになし得ていませんよ」

「だよねぇ。まあ、それはセインが何とかするでしょ。だから僕らは森のこちら側の調査。彼らが運んできていた品物が、本当は何であったのか」

「昼間じゃ調べられませんからね」

「そうだね。じゃあそろそろ行ってくるよ。カティアから追加報告。女公爵とは仲良くなれたらしいよ。夕食後には読書会をするんだって」


それまでの会話中、苛立ちを紛らすように歩き回っていたトーリは足を止めた。カティアからの報告はゼクトの所持している魔道具にしか届かないからである。

カティアと離れているだけでこの有様なので、報告に夢中になってその他の事を放り投げる危険があるためセインが釘を刺したのだ。迂回路を残しておきなさい、と。

片方にだけ教えれば情報を共有するだろうから、わざわざ魔力を消費して両方に同時に連絡する必要はないということである。……ついでに、カティアからの報告はゼクトからしか貰えないので、その為に必死に働くという事実は推して知るべし。


「……ほんとに、"王様"はこわいなぁ」


使い方を分かりすぎてる。と、独り言ちた。

読了ありがとうございます。

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