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異世界WIFIスポット  作者: rayi
第1章 王国編
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第4話 [王国側]国に対する不信感

第4話の投稿です。

「ふむ、残ったのは4人だな。では、これから早速訓練に入ってもらう、入ってくれ」


ガチャ


扉が開く。屈強そうな鎧を着た男とローブを纏った女性が入ってくる。勇者達の前に立ち話し始める。


「俺は、騎士団長を務めるグレンだ。勇者達の武術の訓練を任されている。よろしく頼む」


「私はリズ、宮廷魔術師長をしているわ。魔法の訓練は任せてちょうだい」


「では、先に武術の訓練から行う、付いてきてくれ」


勇者達は訓練場へと案内される。


「お父様、話が違うではないですか、ダージリン貴方もですよ、自由にさせるとの話でしたのに」


「これが国に取って最善と思っての事、わかってくれ」


「そうです、姫様。何か問題になってからでは遅いのです」


「わかりました、先に失礼します」


ガチャ


「彼間様は何処ですか?」


「はい、門の外へ案内し、支度金を渡して戻って参りました」


「そう、戻っていいわ」


城の外へと走る、こんなに走ったのはいつぶりでしょう。間に合うと良いのですが。


あっ、あれは彼間様。


「お待ちください」


気づいてないようですね、行ってしまいそうです。


「彼間様、お待ちください」


やっと聞こえたようですね。

大きな声を出すのは疲れます。


「はぁ、はぁ、はぁ……追い付けて良かったです」


なんでしょう?凄く期待に満ちた目をされています。


「どうしました?エルア王女様」


「私達が呼んだのにこんな結果になりすみません。貴方が追い出されるのではないかと私は分かっていました。


ですがお父様を止める力は私にはありません。なので、少しでも役に立つものを入れて置きました。神のご加護がありますように」


これで少しは役に立てたでしょうか。


「ありがとうございます。では、また会う機会がありましたら」


はい、どうかご無事で、楽しく過ごされる事を願っています。



その頃勇者達は訓練場にて説明を受けていた。


「この中から、好きな物を選ぶといい。使って見て合わなければ変えたら良いが、大抵は最初に良いと思った物が使いやすかったりするもんだ」


置いてある物は、小手、短剣、片手剣、大剣、槍、杖の6種類だ。


「僕は片手剣にします」


「私は杖ね」


「うちは小手かな」


「わ、私は……短剣にします」


「では各自、実力を見たいと思う、俺は攻撃しないから1人ずつ好きなように打ち込んでこい」

お読み頂きありがとうございます。

評価の方よろしくお願いします。

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