■ここまでのあらすじ・人物紹介
前話までのあらすじ ************
魔王城の前に突然召喚されたユーキは、魔王討伐に来た勇者ミュータスと合流して魔王城へ攻め込む。そこで出会った魔王の娘アリシアに惹かれ、訳も分からないうちに聖剣ミュータスを無効化してしまう。魔王軍の救世主として迎えられたユーキは、街に1人残してきた妹のマリーを気にしながらも、魔王軍に加わることを決意する。
再び魔王城に攻め入るミュータスとその仲間を斬り、魔王の元へ向かうユーキとアリシア。そこでユーキは象の魔人エレファンの死に遭遇する。悪魔ルルシェの導きにより、蘇生魔法を行使して助けたユーキは気を失う。
翌朝、エレファントの再会を果たしたユーキは、執事のバラチンの行動に不審な点を見つけるのだが……
人物紹介 *****************
■ユーキ・オニヅカ
カルール村の農家で母と妹でのんびりと暮らしていた15歳の少年。『王族直属の魔導師部隊』に2人の兄がいるようだが、詳細は現時点では不明。名前の音が日本人を連想させるが、その理由も現時点では不明。
妹のマリーと共に交易都市マリームでトラブルに巻き込まれ、その最中に魔王城の庭に召喚されてしまった。魔王城で出会った勇者ミュータスと共に魔王討伐に向かうが、魔王の娘アリシアと出会い、魔族側につくことになる。ミュータスの死を乗り越え、魔族としての一歩を踏み出す。
■ユーキの父
ユーキが幼い頃に父が描いてくれたという『異世界生き物図鑑』の存在から、異世界から来た『召喚されし者』であることが推測されるが、生死を含めて現時点では不明。
■ユーキの母
ユーキとマリーが誕生日プレゼントを買いに交易都市マリームへ行ったという記述により、現在はカルール村に住んでいることは判明しているが、その他は現時点では不明。
■アリシア
魔王の娘。銀髪で大きな瞳に長いまつげ。見た目はユーキと同い年ぐらいに見える。
運動神経は抜群。本来は魔法も使えていたが、ユーキを召喚する為に角の欠片を悪魔ルルシェに差し出したせいで使えなくなった。愛用の三日月型に湾曲した双剣で敵を切り刻む。
■魔王
身長は4メートルを超える巨体。焦げ茶色の肌で顔には深いしわが刻まれる。魔族の王に相応しい貫禄だが、現在は病気療養中。戦闘時や興奮すると声にならない地響きのような音圧を発生するが、平常時は普通に会話する。
■悪魔ルルシェ
現時点ではユーキは声を二度聞いただけ。アリシアから角の一部を代償として差し出され、ユーキを救世主として召喚させた。
■天使
現時点ではアリシアの話の中に出てきたのみ。異世界から次々に勇者を召喚し、本来はあり得ないほどの能力をもたせて魔王軍を窮地に追いやる悪しき存在。
■エレファン
象の顔をもつ魔人。背は低く、ずんぐりむっくりとした体型。医療班のリーダー。いつも白衣を着ている。語尾に『ぞう』をつけるのが口癖。人間に殺されたが、ユーキの魔法によって蘇生された。
■バラチン
魔人。長身で痩せている。あごが細くしゃくれている。おでこに掛かる前髪がくるっと巻いていて、一見して意地悪そう。執事服を着て、ユーキの身の回りの世話をするが、何かと意地悪な態度をとる。




