98話 統制された国
国に辿り着き、当然検閲があった。
「何か変な物を載せてないな」
「載せてないです~」
「よし通れ!」
私たちは無事に国の中に入り、馬車を駐める場所に車を駐車した。
「しかし止める場所ここであってるのかなぁ?」
「しらなぁい」
私たちは国の土地を踏み、あたりを散策したがセラフィスに突っかかってくる人が居た。
「おい!お前セラフィスだな!」
「なんだこいつ、ただのアホゥか」
セラフィスが即一蹴したが奴はナイフを出した。
「こいつを殺せば……フヒヒ」
そう言ってセラフィスにナイフを突き刺した。セラフィスは避ける素振りはしなかった。
「それで、いつ殺してくれるんだ?」
セラフィスは腹を突き刺されているのに全く動じていなかった。
「えっ……?」
「いつ……殺してくれるんだろうなぁ?」
すると国政警官がやってきてセラフィスを突き刺した奴を逮捕していった。
「連れていかれたね」
「そうだな……まっ、突き刺されてもノーダメージなんだけどなぁ」
そして私たちはこの国のギルドハウスに向かった。そこでジェルヴェーズに用件を伝えてもらったギルドマスターがいるはずだ。
「しかしとても賑やかだなぁ」
「そうだね、それに治安がいいね」
周りを観れば人々が笑顔になっていて暗い顔をしている人があまりいなかった。
(とてもいい人たちがいるのかぁ)
そして私たちはギルドハウスに入ると顔なじみのある人がいたのだった。
「ウィットフォードさん!?」
「あれ、嬢ちゃんここに来てどうしたんだ?」
そこに居たのはウィットフォードさんだった、どうしてここに居るのかと聞いた。
「どうしてここに?」
「旅をしているとここにたどり着いたんだよ、たまたま出会ったっていうな」
「……そうなんだ」
「それで嬢ちゃんたちはどうしてここに?」
「ちょっと依頼でね……」
セラフィスがギルドマスターに要件を伝えていて今後何をやるかと聞いて行ったのだった。
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