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{完結済み}転生しちゃったのでいっちょ神殺しをしちゃいます  作者: 猫こんた


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59話 血の渇き

ブツブツと独り言を話すニコラを諭すセラフィスは何か異変を感じた。

「ねぇスイ……ここから離れた方がいい」

「わかった」

私はゆっくりとその場を離れた。

「もっとだ……こいつの射程距離より遠くに行け」

「どうしてそんなに離れさせるの?」

するとセラフィスは触手の壁を建てた。

(まさか……1対1の話し合いにするつもりか?)

すると触手の壁がぐにゃりと曲がり、槍の先端が見えた。

「うおっ、まさかこの中でバトルをしてるのか!?」

ぐにゃぐにゃと曲がる触手がバトルの壮絶さを物語っているが……どんなバトルを繰り広げているのかが分からない。

(このままだと本当にヤバイなぁ……人が集まってきてるしさすがに終わらないといけないか)

すると触手の壁はすっと消え、中からニコラを抱えたセラフィスがいた。

「ふぅ、ややあぶなっかったが……何とか勝てた」

「おつかれ~人が集まってるし逃げるぞ!」

私たちは一般人から逃げることにした。

(しかし派手に戦ったんだなぁ……セラフィスの頬に生傷があるし……どんだけ強いんだこの人は)

私たちは静かにしながら宿に帰ってきた。

「ふぅ、疲れたなぁ」

「だね、でもあれが洗脳していた敵か……見るからにサキュバスだったな」

「サキュバスってあんなまともな服装をするんだ……てっきり肌面積の広い服を着るイメージが」

「確かに肌面積の大きい服を着る奴いるよ?だけど防御面として考えると皆無、そして肌を出して男を魅了したいという思考がいろいろと混ざり合って出来たのはビキニアーマー、だけどあのサキュバスは服をきちんと着てたね」

「セラフィスもあんな服を着るなんて思わなかったのね」

「そうだ、しかし面白かったなぁ」

その時、マルセラは部屋の隅で反省していた。マルセラは一人で敵陣に突っ込んでいったからだ。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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