エピローグ&未来の話
数か月後、家の周りは大幅に変わった。森林はリンゴの木になり、その管理をアデラリードとマルセラがやっていた。
「数か月前はこんなこと想像してなかったな」
「あなたを見てるとなんだか諦めがつくんだよね、復讐っていう目的がね」
「でもさ、マルセラはどう思ってるの?」
「私はただ木の上に居たいだけなんだよね」
二人は仲良しのように話をしていた、その所に私がやってきた。
「二人とも仲良しだね」
「あら、スイじゃんか。どうした?」
「ただ単にここに来ただけなんだよね」
私は大きなリンゴの木を見た。
「しかし魔力の力でこんなに大きくなったのね。魔力って最強か?」
「そうだね、魔力の力でこんなに大きくなったんだし、この果物を食べれば魔力を回復できると思うね」
アデラリードはこの地に栄養と共に魔力を撒いているため果実一つ一つに魔力を感じられる。
「私は依頼に行ってくる」
私はそう言うと剣を持った。
「例の依頼か、全くあなたは神を殺せるまでに成長したのね」
「アデラリードのおかげだよ」
そう言うと私は目的地に向かって歩き出した。
数年後、大学校の近くにはとある神がいた。
「あの村を支配すれば……世界はこの私の手の中に入るか」
すると一人の神は村に入ってくると一人の小娘に手をかけようとした時、私は後ろにいた。
「神が生き物を殺す事は許されてない」
そう言うと私は 奴の首元を掴み空に投げた。
「ふん!」
私は拳をペンタグラムを通じて奴にぶつけた。そして奴は遠くの彼方に飛んでいった。
「ありがとねーちゃん!」
「ああ、どういたしまして」
私は小娘の頭をぽんぽんとして村を出ていった。
(……なんだか妙だな)
さっき頭をぽんぽんとした時、魔力が安定していたのだ。普通の人は魔力を安定させるのに2年はかかる、だがさっきの小娘は魔力を安定させていた。
(まぁ、いっか)
私は今も離反した神を狩っていく、神殺しの剣を持って草原を旅していたのだった。あの頃の仲間はまだまだ家にいる、とっても楽しい日常を送っているのだ。
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