表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
{完結済み}転生しちゃったのでいっちょ神殺しをしちゃいます  作者: 猫こんた


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/138

13話 キモムーブ

私とセラフィスはギルドハウスに帰ってきたがそこには大男がいた。

「おい、お前は弱いって聞いたが?」

「そりゃ生まれたての赤子のように弱いですよ」

(なんだこの大男、少しムカつくな)

「ほら、その女を置いて泣いて出ていけば命は助けてやろう」

その時、鉄球が床を転がってきた。

「フン」

さっきの男の人はもう一つの鉄球を大男に投げた、すると鉄球同士が光り始め、そして光の線が大男を貫いた。

「アバババババ」

「お前は女を襲うんじゃあねぇよ」

さっきの男の人は大男の顔面を踏み、グリグリと地面にこすりつけていた。

「あぁ、ここにちょうどいいマットがあるなぁ」

「あの……助けてくれて」

「礼はいい。人間として当然のことをやっただけだ」

「当然の事……ですか」

「ああ。こいつは札付きのワルだからな、いつかこうなると思ったが今とはな」

「さっきの光の線は一体?」

「鉄球に電流を持たせるペンタグラムってさっき言っただろ?それの派生技でプラズマラインって言うんだ」

「じゃさっきの戦いは」

「思いっきり手加減をしていた、本気でやると殺しかねないからな」

「そうだったんですね」

「こいつは1か月再起不能だろうな、医療室に運んどけー」

周りからはザワザワと声が聞こえていたが男の人は黙ってテーブルに座った。

「あっ、乱闘が起こったのか」

奥からギルドマスターがやってきて大男を木の棒でつついていた。

「うん、気絶してる。だけどこれをやったのは……まぁ予想は付くけど、 ウィットフォード!」

するとさっきの男の人が近寄ってきた。

「どうした?ギルマスさんよ」

「これあなたがやったんでしょ!?」

「そうだが何か問題が?」

「問題ありだ、今すぐ自分の手で医務室に連れてけ」

「分かったよベイベー」

そう言うとさっきの男の人がギルドマスターに投げキッスをした。

「だからキモイんだよ!」

「難儀ですなぁ」

「そうだね、スイと同意見だよ」

そしてクエストを受けたがなぜか等級が上がっていた。

「操り人形みたいな人、あれ操られてたらしいんだけどね、あれを討伐するっていう点を考慮するとAランククエストは無理なくこなせるって事かなって判断したからA+のクエストをやってもらうよ」

「一気に飛びすぎじゃないの?」

「いや……そこにいる神様がいるから成り立ってるわけなんだ」

「そうなんですね」

「まっ、ここのダンジョンの中にある場所を調べてきてよ」

「このダンジョンって物凄く離れてますけど?」

「そうなんだよね、馬車は持ってないの?」

「持てる金が無いんですよ」

「なら横の神様にせびったら?」

「私も金欠」

「ナァァァァ」

ギルドマスターは顎が物凄く外れた。

「これは困った困った」

ギルドマスターは悩みに悩みまくった結果、こう言ってくれた。

「なら私の馬車を一台レンタルしようか……少々待っててくれ」

するとギルドマスターはどこかに走り出し、掃除道具を持って外に出ていった。

「ギルドマスターってとても忙しいのね」

「うん、とても忙しそう」

そして馬の鳴く声やカチャカチャという金属音、そしてドアを蹴とばす音が鳴った。

「おっけ、準備できたよ」

「ありがとう、それで誰が馬の操縦をするんだ?」

「私出来ないよ」

「私も……あれ?」

その時、私とセラフィス、おまけにギルドマスターは気が付いた。このメンツに馬を操縦できる人がいないことに。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!

評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ