はじまりの裁判
初投稿ですのでミスが多いかもしれませんがよろしくお願いします。
この世界には四つの王国がある
炎神「サラマンダー」を信仰し、最小国でありながら個々の力が強い軍を持つ フレイム王国
水神「ウンディーネ」を信仰し、最大国で四王国のうち最大の規模の軍を持つ ウォータ王国
風神「シルフ」を信仰し、完璧な統制を取ることができる軍を持つ ウィンド王国
土神「ノーム」を信仰し、魔法を使った兵器を多く持っている ソイル王国
それぞれ「炎」、「水」、「風」、「土」の魔法を使い【戦争】をしている
この日「フレイム王国」が「ウォータ王国」との戦争に負けた
俺、フレイム王国第一王子リーダ・f・フレイムは初めての敗北をした。
今まで学業でも運動でも同期との戦績のランキングにすれば必ずトップだった
なのに負けた、それも大敗だ。
戦争で負けたのだ。国をかけた戦いで。
そして今、戦争責任者を裁くための裁判がウォータ王国で行われ、フレイム王国の重鎮達の処遇が決まっていく中それを拘束された状態で見ている
フレイムの重鎮たちの反応はほぼ二つだ
媚びる者、敗北を受け入れ死を覚悟するもの
大抵のものはプライドを捨て、顔を青くしながら自分は使えるだの、責任は王族にあり自分たちは悪くないとわめいていた。
(忠誠心なんてあったものじゃないな)
その時、一人の女性が入ってきた。その瞬間この場にいるすべてのウォータ王国民が跪いた
碧い髪を腰くらいまで伸ばし、キリッとした目を持つ美少女
彼女こそがウォータ王国女王カラボレイ・f・ウォータである
噂では冷酷で残虐な女王様といわれている。
本来ならば全員死刑となるはずだが、彼女の一言で大きく変わる
「この国に仕える意思のあるものは殺さない。そして力あるものはすぐに戦力として戦ってもらう代わりに生活の保障をしよう。」
その言葉に安堵した奴らは次の出来事でまた顔を青くさせることになる
「だが近くにおいて殺されたりしたらいやだからな
そこでとあることをする」
そして近くに控えていた兵士に「もってこい」と指示をし、持ってきたものにフレイムの重鎮たちは驚いた。
「「「なっ????!!!!」
カラボレイはにやりと笑いながら
「踏み絵だ」
といった。
神に対する信仰心が強い彼らはさすがにそれはできないと騒ぎ立てる
「わっ我らは神を踏むことはしないっ!!」
「神を踏むなど、そっそんなことがゆるされるはずがないだろ!!」
そんなやつらをみてカラボレイは言った
「じゃぁ、死ぬか?」
と。
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