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大魔法賢者の一双 〜ー天才魔法使いと賢才最強幼馴染の2人ー〜  作者: うわのそら
第二章 Ⅱ 魔法試験《 マギア・ブロール》
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Ep:45『戦闘開始、vs サポート魔法の名手リィーン』


ユキトとエリカが交戦している中__学院全体、試験監督教員に向け魔法モニターがライブ中継されていた。


そして、時はユキト圧勝の時へと戻る。


『『おーっとー!! フロールン家のユキト様が敵パーティを制圧!! ブルムン家のエリカ率いるチームを見事、撃破しました!!』』

ピックアップされたユキト達のパーティの実況が映像と共にアナウンス音声が中継された。


「あのエリカって子なかなか面白かったんだけどねぇ、……まあ流石ユキトくん、私の期待通りやるじゃないねぇ、教頭」


「ええ、お褒めいただきありがとうございます。ヴェール様」


ヴェールの質問に対し教頭のアレンビーがそう答える。


「ふふ、引き続き君の活躍を楽しみにしているよ、フロールンのユキトくん」





__……ビュォオオオ!!



ユキトは光の翼をパーティの皆に付与し、高速で空を飛び全員で移動した。


彼らのパーティを先にサーチしてきたリィーンと言うサポート系魔法を得意とする目標を叩くためユキトが『サーチャー』の魔法を発動しその発生源である彼女を逆探知したのである。



「よし、目標まで後もう少しだな。リィーンが使ったであろう『サーチャー』の魔法痕跡の波が今の俺には見えている……」


「は、波動!? 波動の痕跡まで見れるなんて……ユキトさん あなたの魔法力って一体どこまで……」


「さっすがユキト様ー〜!! そこに惚れちゃうときめいちゃいますわー〜」


『『フン、あなた人気者なのね』』


__フィイイン。


ウォタルが出現しそうユキトへ語りかける、ウォタルの姿は当然皆には見えていない。


「ああ、まあな……なんか文句あるか?」


『『いいえ、文句なんてないわ でも……その人の中心にいる人を見るとある人を思い出すわ』』


「__……アレイスか?」



『『さあね、……』』


そう呟いたウォタルの表情はどこか寂しそうな顔をしていた。



「ユキト様? またぼーっとしちゃってどうしたんですかー〜?」


「はっ、す、すまん」


「もうすぐ敵ポイントですよ? ユキト様がそういったんじゃないですか もしかして……お疲れですか?」


「はは、なわけないじゃないか行くぞ、シアン、リミィ。俺に続け。早速こちら側から攻撃を開始する ……目標はこの先だ」


「はいっ!!」

「はい!」



ブォオオッ、__スピィン!!


「ふむ、波動の痕跡はここで途絶えている……近いな」


魔法の翼を大きく拡げ風に乗り滑空しそしてやがて目標ポイントへとユキト達は降下する__……。


視界いっぱいに拡がる黒い森、気温は通常の筈なのに何故かそこを見つていると身体が寒くなった、そんな森の中に敵のパーティーは身を隠している様だ。



「なるほど奴らは森の中か……フン、こんな目のつかない所に隠れられたらこちら側から探しにしてもなかなかに困難だな」


「ええ、ユキト様の『サーチャー』が無ければ特定は困難でしたね……」


「も、もしかしてこのパーティーの人達って相当頭いいんじゃ……相手が周辺を『サーチ』してきたって事は、きっとこの距離からでも魔法攻撃出来る人がいるって事なんじゃ」


その時だった。



__スビュォオオオオ!!


ビュイィイイイイン。



レーザービームの様な一筋の閃光の魔法がユキト達の身体をかすめた。


『きゃああ!!』



「……大丈夫か、シアン」


森に潜む敵からの不意打ちであったが、直撃は避けられた。

そう、何故ならユキトが咄嗟の判断でビームからシアンを守ったのである。


「え、ええ。私は大丈夫ですわよユキト様……ありがとうございます……」


「なら良かった。ん、?」


ぎしっ。

お姫様抱っこをされているシアンがユキトの腕をギュッとつかみてる顔になり、ユキトへこう言う。


「ええとその……大丈夫ですけど。きゃっ……お顔が近くて。ちょ、直視できないですわ__……」


「なるほど。身体は何ともないようだが、アタマは大丈夫じゃないなそれが分かった」


「ひ、ひどいっ……」



「ほら、降りろ」


「むぅ、……もう少しこうして居たかったですわ……」


自分の指と指をツンツンしながらぶすくれた顔でシアンはそう呟く。


「良かったですね!! シアンさん、なんともなくて」


「へへ、ユキト様ったらほんとに頼もしいですわよねリミィくん」



そしてそんな温かい空気の中、迫る影がユキト達の前へと現れる。



『あちゃー、外しちまったか。絶対当たったと思ったのになあ』


「だから言ったじゃー〜ん。ユキトっちに不意打ちは無駄だって」


『です』

『です』


そう、ユキト達の前に4人の影が現れたのである。


「やはり貴様らか、リィーンにラギア」


『あは、ばれちってたよねー〜アタシのサーチングの魔法。ア・ン・タら以外にならちょー、有効なサポート魔法なんだけどねぇ』


そう言いながら、獲得したのであろう手のひらで赤い8本のクリスタルを投げてはキャッチを繰り返すリィーン。


「……驚いたな、リィーンまさかそんなにクリスタルを獲得しているなんて流石だな」


「そりゃそーだぜ? ユキトお前の次に強いAクラスのリィーンとBクラストップの俺が組めば敵パーティ狩りなんて楽勝よ」


「ふふ、ユキト覚悟なさい!! アンタもこのクリスタルの仲間にしてアゲるッ!! ははっ!!!」



「行くぞ、ミミ、メメ」


「ははーいっ!!」

「あいあいー!!」


リィーンが衝動で攻撃の体制に入りそしてラギアがリィーンのその様子を見た瞬間パーティメンバーであるミミとメメに命令をする。



『『来るぞ!! 戦闘開始だ2人とも!!』』



「ひっ!! は、はいっ!! 行きましょうユキトさん!!」

「……もちろんですわ!!」



__ユキト率いるパーティの2戦目が今始まったのである。

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