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大魔法賢者の一双 〜ー天才魔法使いと賢才最強幼馴染の2人ー〜  作者: うわのそら
第二章 Ⅱ 魔法試験《 マギア・ブロール》
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Ep44『発動サーチャー、飛翔する光の翼』


ウォタルとの契約を済ませた後、ユキト達のパーティは新たな敵を探すため、周囲を探索していた。


「ユキトさん こちら側の森には誰もいる気配や形跡全くありませんてましたね……」


「なるほど そうかリミィ。お疲れ様、ありがとう」


「はぁはぁ…… ユキト様、こっちも何もなしですぅー……」


隣接している海岸側の方もシアンが調査してくれた後、俺へと周辺の状況を報告してくれる。


2人の調査の結果を聞くに近くには敵パーティはは居ないらしい。


エリカとの戦闘前に使ったオールハックの魔法で検知した敵が居るのはもう少し先のようだ。


「さっき検知した2パーティがだいぶ先まで移動していないといいが……よし、ここは入念に行こう。別の魔法式を使って……もう一度周辺をサーチする」


『精霊』魔法と『サーチャー』の魔法を連結。



__結合魔法式……発動!!



フォーーーーーン。



その魔法を発動した瞬間ユキトの周辺の音は消え、ユキトと彼の精霊だけがありとあらゆる音を聞き分けることが出来るようになった。


『「へぇ? 面白いわねアリアスの契約者こんな斬新な連結魔法を精霊に組み込んで発動するなんて」』


『「ふふ、でしょ? でも今はウォタちゃんもユキトサマの契約妖精でしょ? そんな他人行儀ないいかたやめたらー〜?」』


「『ふん、……彼を彼の名で呼ぶのはもう少し様子を見てからね?』」




……__ドクン、ドクン。


ユキトや周りの人間の心音や呼吸の音、そして隣接する波の音が『サーチャー』の魔法で強調されそれらがユキトの耳に入っていく。




『聞こえる……、全ての音が……。 波の音……ん、この音は足音……こちらへ近ずいてくる音が聞こえる』


「ユ、ユキト様……どうでしょうか? 周辺の状況は、」


「ああ、今戻った。__周辺に敵パーティだがここからかなり距離があるみたいだ」


「__では、私達はどうしましょう?」


「ひえぇえ……し、しかもこちらに向かってきてるのですね!?」


「ああ、あちらも誰か広範囲の『サーチャー』の魔法を使用しているのだろうな」


「えぇ!? こんな凄い魔法をだれが……」


「きっと、私達Aクラスの特級探索魔法使いの『リィーン』ですわね、__きっと彼女ですわ」


「ああ十中八九彼女が放った魔法だろうな、とりあえず俺達は先に所在がバレている、しかもそいつらに狙われているな俺達」


「えぇ!? やばいじゃないですかユキトさん では僕達どうすれば!?」


「……、逆に聞くが、リミィお前だったらこの状況どうする?」


「え、……それは、それは」


「お前ならどうする?」


ユキトは真剣な顔でリミィに再びそう問う。


「……逃げます、みんなで一緒に……」


「なるほど、それがお前の選択か。悪くない……__」


「なら!!」


この作戦にユキトが乗ってくれるかと先走ったリミィは食いつくようにユキトにそう言う。



「悪くない、だが。いい選択ではない…… 俺からしたらな」


「ぐ、……ではユキトさんならどうするんです!!」


「リミィくん……」


少し感情を荒らげ、パーティリーダーのユキトに逆らうような口調で言葉を強くする、その様子をシアンはそっと伺う。




「俺か? こういう不利な状況こそ先手を打ち、攻撃を仕掛ける」


「さっすが!! ユキト様ですわー〜」


「ああ、攻撃こそ最大の防御と、俺は考えている」


「ええ、強いユキトさんならそう考えるでしょうね。でも僕は違うんです……Cクラスの落ちこぼれにそんな勇気ありませんよ!!」


涙をうかべそう訴えるリミィ。


そんなリミィに対し優しくユキトはこう語り掛ける。



「__大丈夫だリミィ、お前もこのエリクリウス学院の生徒。クラスのランクなんて関係ない共に力を貸してくれないか?」



そっと、ユキトはリミィに手を差し伸べる。



「ぐ、ぐすっ……__途中で足を引っ張ったりするかもですよ? ……それでも後悔しないでくださいよユキトさん、」


「はは、そんな事俺がさせない。行くぞ2人とも俺についてこい。勝とう__、俺たち以外の全ての奴らに」



「はぁっ、 ええ!!」


「……全く、この人は……__はぁ、分かりました。戦いから逃れらさせてくれないのなら最後までお供しますよユキトさん」


「ありがとう、2人とも……では行こう、俺達に戦闘を仕掛けようとしているそいつらを倒すために」


……ブォオン。


__フワッ。



「リミィ、シアンこれを使え」


「ユキト様、これは……、」


「す、凄い、『魔法力』の翼だ」



「ああ、俺からの贈り物だ。結合魔法で構築した光の翼、そいつがあれば奴らの所まで一瞬だ、」


ユキトが予め詠唱しておいた魔法印を結んである、連結魔法を今2人を対象とし発動し、それらを2人へと付与することに成功した。




「す、凄いこれがあればほんとに一瞬で……」


「はーーっ、ユキト様からの魔法……な、涙が出ますわーっ う、うう」


ハンカチで涙を拭うシアン。



『__よし、2人とも行くぞ!!』



『『はいっ!!』』



__スピィン!!!


敵パーティを殲滅するべく、3人は風よりも速いスピードで加速するのであった。



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