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大魔法賢者の一双 〜ー天才魔法使いと賢才最強幼馴染の2人ー〜  作者: うわのそら
第二章 Ⅱ 魔法試験《 マギア・ブロール》
32/51

Ep32『実技試験開幕、マギア・ブロール』

更新っ!!



長い長い学院の階段を2人、遅刻しないように駆け上がり、5分前に2人は教室へ辿り着いた。


「はぁ、はぁ…… 余裕もって出たつもりだったが意外と時間って経つのが早いよな、うむ5分間には着いた許容範囲内だなソフィー」


「ええそうね、ユキトといるとつい話しちゃうから一緒に登校する時はいつもの5分前行動を10分前行動に変えないとね。ふふ」


「はは、そうかもしれないな」

ソフィーが珍しく冗談を混じえながらそう言い2人して笑い会う。



ユキトはソフィーのその照れながら恥じらうに笑う彼女の笑顔を見るのが好きだった。


__が、こんな砕けた表情は今日はもう見れそうにないな。


そう今日から始まる『魔法騎士』になる為に反映される重要な実技試験『マギア・ブロール』が始まる。


高等学院2年生に在籍する俺らはこのまま問題なく特進クラスを維持し、成績が一定に保たれればこのままエスカレーター式に3年のステップを踏んだ後、国を脅かす悪魔『トイフェル』から国を守る『魔法騎士』と言う崇高でやり甲斐のある仕事に着くことが出来る。


俺の『夢』の実現の為にはこの『魔法騎士』に絶対にならなければならない。



まあ、俺のこの成績ならまず、特進クラスから外される事など絶対に無いが、油断は禁物だ傲りは人をダメにするからな。


ユキトは調子に乗りやすく自尊心の高い性格だが、こういう所は自制が聞く人間であった。


今回の『魔法の実技試験』担任が言うには『魔法騎士』の方々が来賓されると言う、噂だがここで類まれなる才能を見抜かれた生徒は3年生のステップを踏まずして『魔法騎士』直々にスカウトされるとか何とか、過去に数件その事例が確かにあったと教師達の中では今でもその過去話が尽きない、誰々は本当にエリートだったとか誰々が天才だったと論争が尽きないらしい。



まあ、俺とソフィーも勿論それを狙っている、どうせ魔法学院のトップを常に狙っている俺たち2人だ、この高い意識は留まるところを知らない。


__ゴーン。


……__ゴーン。


学院の授業開始の鈍い音の鐘が鳴り響き、担任教師が入室してくる。


「皆さん、おはようございます。心の準備と魔法の予習はしっかりしてきましたか? 知っての通り今日から3日簡の間、実技の『魔法試験』を開始致します。では場所を移します出席番号順で私に着いてきてください、試験会場へ案内します。では、アーバス君 君は先頭に列を。移動を開始します」


「はいっ!!」



出席番号Ⅰ番の男子生徒アーバス・オーリーが先頭に立ち、彼を先頭に生徒達は軍隊の様に訓練された美しい1列の列をなす。



「では、行きますよ……『特進Aクラス』 これより移動を開始します。『アーバス君』、号令を」



「「 はっ!!」」

気合いの入った声を『アーバス』は腹から表の世界へその声を出し、号令を開始する。



『「特進Aクラス31名」これより、移動を開始する!! 私の後へと続け!!』



__ビシッ。


生徒達は足並みを揃え、綺麗な姿勢で全員がアーバスの瞳を真剣に見つめ姿勢をただし号令への返答を皆、同タイミングで返す。


「「「了解」」」



「……それでは行きます」


ゾロゾロと教室から『Aクラス』の生徒達が教師に連れられ団体での移動を開始する。


無言で重い空気が漂うそんな中ユキトとソフィーはこう言う空気になれているのか、緊張などせずよくよく2人の顔を見るとそれどころか試験を待ったと言わんばかりにその表情は楽しそうに見える。


ユキト何かは、学院での態度などあまり気にしておらずこう言う場面で肩の力を抜ける場面では徹底的に抜くと言った考えでダラダラポケットに手を突っ込みながらダラダラとアクビをしながら歩いている。


それとは対照的にソフィーは姿勢をただし気品溢れる佇まいで担任教師。それと先頭の生徒アーバスにしっかりと着いていく。


これが二人の決定的な性格の方向性の違いである。




己の神経、体力を休めるため、抜ける場面は抜くある意味器用で小狡いユキト。そして常に全力、いやそれ以上の意識の高さで『今』を生きるソフィー。


そんなどちらもこの学院最高峰の二人の天才生徒の違いがひと目でわかるそんな列を観て、同じく移動中の他のクラスの生徒が2人についてガヤガヤと騒ぎ出した。



『おい! あれって特進のAクラスの生徒だよな? うわ見ろ!! ユキト君とソフィーさんだ…… てかユキト君噂通りちゃんとこの学院に戻ってきたんだ……』



「らしいな、封印された禁忌のダンジョンで無双してきたのもつい最近の出来事で有名だが、ここだけの話その特訓の成果でユキト君あのソフィーさんに圧勝しちまったらしいぜ?」


「えぇ!? マジかよ…… あの学院トップのソフィーさんに圧勝!?!? ……やべぇなユキト君一体ダンジョンで何が……」


「ははは……だよな。まあ再開位クラスの『Cクラス』の俺達にはあんまし関係無いか……」


「まあ、それもそうだな。いくら2年生全員で行う『魔法試験』とは言えユキト君と正面からやり合うなんて事無いだろ……試験でユキト君みたら俺は真っ先に逃げるよ



「だな。俺も絶対にあの二人とは絶対に戦いたくない……あ、もしも仮にユキト君かソフィーさんが仲間に来ちゃったらお前どうする!? プレッシャーすぎて俺耐えられないかもしれない……」



「うむ、それはそうだな。あぁでもその心配は学院側が何とか調整してくれるでしょ……特進は特進で組むでしょ。それかユキト君は強すぎるからもしかしてシード枠とかソロかも」

色々な考察を立てる『Cクラス』の青髪で幼い顔をした生徒ブレイ・プラード。


「うーん、そう思いたい……特進『Aクラス』と組むのプレッシャーだから『Bクラス』の秀才を何人か俺たちのチームにくれー〜って感じ」


ユキト達とは別のクラスである『Cクラス』の生徒達がユキトを目にした瞬間ヒソヒソとそんな話をした。


彼達が何を危惧していたかと言うと、この季節に行われる2学年全員で行われる『魔法試験』の方式が毎年チーム戦のような形で行われるらしく、彼らはこれを恐れていた。



情報非公開で行われるこの『魔法試験』しかし、その競技内容が魔法でのチーム戦と言うことは、先輩達から漏れているのか生徒達に広く知れ渡っていた。



(うむ、この2学年全招集の感じ、やはり非公開情報の『魔法試験』内容はやはりチームでの魔法戦闘だな……ま。噂って言うより気になったから僕直々に『元魔法騎士』のリグレット叔父さんに聞いていていた話通りだな)


「さて、皆さん着きました」



「え、ここって? ただのグラウンドじゃないですか。先生」




「はい。見ての通りただのグラウンドです。しかし、こうすれば」



__バチ、バチバチ……__ッ。



ケイト先生の左腕が目を覆いたくなるくらいに眩く発光し、そのままその輝く手を地面へと力ずよくかざすと。



__フィイイイン



__ブォオオン!!



魔法陣が地面へと展開されその真ん中にワープゲートが出現した。


『す、すげぇ!! ……これが転移魔法』

Cクラスの生徒が特進クラスのケイト先生の魔法力に驚愕して、複数の生徒がそう声を上げる。



『では。転移を始めますよ ……__生徒の皆様準備を』



そんな号令を俺の担任ケイト先生が2学年の代表としてa-cのクラスまで全員にそう告げる。





『魔法試験』が今、始まる!!!

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