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大魔法賢者の一双 〜ー天才魔法使いと賢才最強幼馴染の2人ー〜  作者: うわのそら
第一章 Ⅰ 封印されし魔窟 《深淵の洞窟》
10/51

Ep10 『召喚妖精黒の羽根、アリアス・フェイ=シュバルツ』

日が変わる前に投稿間に合った!!


「なんか喋って下さいよー〜 ユキトサー〜ン」


「ひっさーーしぶりに人間さんに会ったんスから お喋りしてくれなきゃ 私寂しいっスよー〜」


(ちっ…… なんだコイツ…… なぜ俺の名前を)


ユキトは『深淵の洞窟』攻略目前で美しく光漆黒の羽を持った妖精と出会う。


サイズは本当に俺の精霊と変わらない。手のひらサイズの神秘的な妖精だ。


見た目は美しく黙っていればきっと美しい儚い目を持つ妖精、虹色の羽に装いは黒の羽衣をしていてとても美しい__見た目だけは。


そして__ユキトも口を開き、この妖精と会話を開始する。


「おい妖精、会話を始める前に二つ質問させてもらういいか?」


「わーい!! やーーっと私と、話をする気になりましたか。質問? いいっスよ、いいっスよ〜ー どんな事でも聞いちゃってくだされー〜!!」


「一つ目の質問はそのウザったい口調は妖精界のしきたりなのか、そして二つ目の質問は__お前は誰に召喚されここを守っているのか、さあ答えろ妖精」

俺は高圧的な態度で、このふざけた口調の見た目()()は美しい妖精に質問した。


「えー!! 今風で可愛いじゃないっスか!! この喋り方!! 私のオリジナリティな喋り方否定しないでくださいッスよ!!」


「……あー、うぜぇ」

ユキトは妖精に聞こえないようにボソッとそう呟いた。


「聞こえてるッスよ……ユキトサン」

地獄耳の妖精が俺のボヤきを聞き逃さず、ジト目でそう告げてくるウザい。


「で?、1番目はどうでもいい、肝心なのは二番目の質問だ答えろ、妖精」

そんな妖精を無視して俺は本命の二番目にした質問の追求する。


「妖精って呼ばないで下さいッスよ!! 私にはちゃんとした素敵な名前があるんスからそれで呼んでください。私の名前はアリアス。アリアス・フェイ=シュバルツ。良かったらアリアって読んで下さいましユキトサン!!」


「ふむアリアか良い名だ覚えておこう。で? アリア名前は覚えたから質問の回答をよこせ」

横暴な態度で妖精にしつこく質問するユキト。


「しつこいですね〜ー 慌てなくてもちゃんと答えるッスよユキトサン。あんま焦ると女の子にモテなくなるッスよ」


「ぎくっ__……。けほっ……けほっ……、おおぅ。そうだな申し訳ない」


「素直でよろしいッス。そうですよー〜焦るとモテないっス!! あ、質問でしたね、ムフフ……その名も召喚主様はその名もー〜『アレイス』様!!」


「なっ!? 馬鹿な、大魔法賢者アレイス・マギア・クロウルだと!?」


「そッスよー〜」

ポワポワと空中に浮いてるいかにも頭の悪そうなこの妖精を召喚した主は歴史の教科書にも載っている、古の魔法戦争を収めた歴史的偉人のあの『アレイス』だった。


「……念の為に聞いてみたが、お前のそこまでの成長力の源は、やはり名の通った召喚主から受けた『魔法力』だったか……しかしそれがまさかあのアレイスだったとは……驚いたぞアリア」


「そりゃそっスよ!! 驚いてくれないとそれこそアレイス様が悲しみます!!」


「ま、そりゃそうだな、ん……て事はお前、アレイスと精霊だった頃からずっといたって事か!?」


「そりゃもぉ……見てきましたよ……あの人の事ずっと……そう、ずっとッス……」

先程の楽観的な様子からアレイスの話になると妖精は儚げで切ない表情をした。


このアホな精霊が今だけは、美しく見えた。


「すまん……辛い事思い出させたな」


「……ちょっとアレイス様との干渉に浸っちゃったス!! こちらこそ申し訳ねっス、えへへ」


「この妖精の姿に成長する前……、精霊の頃からあの人の側に居たッス。召喚魔法を使うユキトサンなら分かると思いますが。私達も元は精霊でした」


「日々の精霊としての戦いや、あの人を通じて見てきた世界を見て私は成長し今の様な妖精の姿に変わりましたッス……だからユキトさんは自分の精霊を大事にして欲しいッス」


「当たり前だ、俺も精霊召喚を1度召喚した以上一緒大事にするこの身果てるまで共にする覚悟だ」


__ふわっ。


今のユキトの一言で召アリアの喚主『アレイス』の面影をアリアは感じ、涙が出そうになる。そしてアリアはそれを外に出さないように必死に堪える。


「……あなたで良かった。数年ぶりにここに来た来訪者があなた、いやユキトサンで良かったッス……うっうぐ」


「? どうしたんだよアリア……」

泣きそうになるアリアを心配しユキト距離を詰めるために1歩近ずいた。


「いや、大丈夫ッス……よ? あはっ、心配なんかしてくれちゃうンすかー〜? やだなー、この妖精スケコマシ!! なーんて、あはは」


「はいはい」

ユキトはアリアの戯言を冷たくあしらう。


「ユキトサン冷たいッスよー〜」


「おいアリア、まだ聞きたいことはあるぞ」


「ハイー?」

アリアはいつもの調子にもどりユキトの質問に対し耳を方向ける。


「精霊……あれを出してくれ」


『カシコマリマシタ』


「ひゃーちっちゃくて可愛いー〜 これがユキトサンの精霊ッスかー!! くはー!! 可愛いー〜私にもこんな可愛い時代があったなー〜」

アリアはユキトの精霊をガシリと捕まえ、それをまるで猫と戯れる様にアリアは頬にスリスリとして俺の妖精とじゃれる__勝手に。


「ちょ、待て。勝手に触るなこれは俺の()()()精霊だ!! 勝手に触るな」


「ひゃあ!! でしたね、申し訳ないッス。てへへ」

アリアはユキトの精霊を大人しく返す。


「全く……この妖精は……いいか、おまえ達妖精になってもこんな感じのおバカそうな妖精にはなるなよ……あれは悪いサンプルの反面教師だからな」


『ワカリマシタ、アンナカンジノ、チノウガナサソウナカンジニ、ハナラナイヨウニツトメマス』


「よろしくな。立派な妖精になってくれよお前ら」


『ハイ、ユキトサマ、ジンリョクシマス』


「ねー!! その言い方は酷いッスよー!! こう見えて有能なんスから私」


「はいはい……あ、こんな事してる場合じゃないんだった。妖精頼んだアレを」

パチンとユキトが指を鳴らす、そしてその命に精霊たちは答える。


__フォオン。


精霊達は身体を光状の姿にに変えまたウォールハックした時の情報に姿を変えた。


「ひゃー!! さっすがユキトサンの精霊上手、上手」ぱちぱちと手のひらを叩き俺の妖精を評し賞賛するアリア。


「感想はいいから、これを見ろってアリア。この文字化けをした解析不能な情報の正体お前だろ?」

ユキトは単刀直入にその情報の正体であろうと思ったアリアに質問した。


「ふむふむ、おお、された側はこうなってるんスね〜 そッスよ!! 私こそユキトサンが探してたその文字化けしたジャマーかれた情報の正体ッス!!」

俺が必死に探していた開示されない情報の正体であるアリアが包み隠さず正体を明かした__。


その美しくも、ふざけた口調の妖精は大魔法賢者の

アレイス・マギア・クロウルの召喚した妖精だった。


__更には、ユキトの探していた非公開情報の主であり、ますますこの妖精に対しユキトは油断がならない……


(この妖精……一体こんな洞窟で……何を……)


油断のならない妖精に対し警戒心を強めるユキトだった。

またみてね。

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