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末期がん雑記  作者: みの
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退院

体から最後のチューブが抜けたのは手術してから数日後。

体内でどうしても出血が続くので、それを抜くためのものだった。


そうしたら、何をするにしても伴っていた痛みが消えた。


手術した痛みではなかった。

なんだか拍子抜けした。



その後は歩く距離も増やしながら、

あまり暇を感じることもなく、

入院生活を送った。


全てが快適とは言えなかったけど、

妻が仕事終わりとかにも、

ちょくちょく来てくれたし、

職場の同僚がお見舞いにきてくれた。



家から一番近い大病院を選んだのは、

たぶん、そこだけは正解だった。



そして10日後には予定通りに退院した。


布団に入ると死を考えてしまう。

不眠の一因だろうなぁ。

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