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記憶  作者: 半月
9/120

9・始まり

さて、今回、三人の関係は失われたまま旅の始まりです!!

パァアッ・・・・・・。

ドッサァッ、妙な音が響き、三人は地面に叩きつけられていた。

「いたぁっ。」

「おわっ!?」

「びっくりしました・・・・・・こちらは・・・・・・どちらでしょう?」

いきなり別世界に放り込まれた三人はそれぞれの感想や疑問を口にする。

「確かに。あのあと何があったのかな?どうやってきたのかな。」

「その前に食料はどうする!?飢え死にする気か?まず食料を調達してからここを知ればいいだろう?」

そんな三人に冷たい視線を送る待ち人達。

「ミョンハク。何故か視線が痛い気がしますけど、あなたは?」

「は・・・・・・?」

とたんにルルスが真っ赤になり両手で口を押さえる。

「あっ・・・・・・ごめんなさい。私・・・・・・あなたがミョンハクという名かさえ分からないのに・・・・・・口が勝手に・・・・・・。」

するとミョンハクはすこし顔を背けながら言った。

「俺はミョンハクだ。」

「何故でしょう?何故私は・・・・・・。」

西洋は東洋を嫌うというのに・・・・・・!

「かまわない。どっちにしろ一緒に旅をするなら好きなように呼べばいい。ただし、東洋を完璧に信じているわけではない。」

「では・・・・・・ミョンハクと呼ばせていただきますね?私はルルスで。」

「ああ。」

「このままだと言い伝えの2番。三人がすべきことをみつけられないと世界から光は消え、滅びるに反してしまいそうですわね。」

「でも俺たちのすることってなんだよ?」

「記憶を取り戻す・・・・・・かなぁ?」

重々しくメイアが口を開く。

「記憶がどんな形で残っているのか・・・・・・分からないのに・・・・・・か?」

「メイアちゃんの言うことは一利ありますわ。だって、大切な何かを失っている気がしますもの。」

「とにかく、俺たちがいた町ではないことは確かだ。ということは・・・・・・災い1はどうなる?町は俺たちがいなくなるときに災いが訪れるんだろう?」

「消えてたり・・・・・・とか・・・・・・しないよね?」

二人して青い顔になる。

「落ち着いてください。二人とも。とにかく私たちが生きていればいずれ町に帰れます。その時こそ真の勇者ですわ?」

「そうだね・・・・・・。」

ルルスだって冷静にしていても町が消える可能性がゼロじゃないことを恐れていないわけではない。

それにこの旅が本当に無事に終わるのかさえ分からないのだ。

何せ、困難な旅・・・・・・。

異世界中を飛び回り、どんな形をしているかさえ分からない記憶の欠けらを探す。明日には死んでいるかもしれない。

世界のなかでは戦争中かもしれない。

ちゃんと生きて帰れる保障はどこにもないのだ。

「おい!おまえら!何者だ!?どこの国からきた!名は!?」


ちょっといろんな人物の感情が入ってきてごちゃごちゃで読みづらいかもしれません・・・・・・それでも読んでいただけたら幸いです。

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