51・小さな願い
その光景をみたルルスは驚いた。
そして胸をいためた。
これは人命救護です。
しかたない・・・・・・こと。
私の力が使えます。でも今使えば後の龍とは戦えなくなりますよね。
でもっ。
「あのっ!セタ。私が。」
「ダメだ。病み上がりなんだぞ?魔法を使ってみろ!また倒れでもしたらどうするんだ!」
やさしいですね。セタ。
だけど私は、人命救護だとわかっていても辛い。
あなたたちをみることが辛いんです。
最低・・・・・・ですよね。
そう言えば昔、似たような思いを・・・・・・・!?
体中に衝撃が走り、目が霞んでそのまま寝入ってしまった。
・・・・・・それは遠く感じる昔の記憶。
『ミョンハク。ミョンハク。』
−心を閉ざしていたミョンハクが私に心を開いてくれた!−
ルルスはミョンハクが好きだった。
−うれしいです。とてもうれしい。−
当時のミョンハクに恋愛感情はなかった。
でもある日ミョンハクはメイアをつれてきた。
『ミョンハク。その子はどなたですか?』
『僕達と同じ魔力をもつ子だよ。父さまに言われたんだ。この子はおまえたちよりも可愛そうな子なんだって。あの父さまがだよ?噂によると僕達は三人で一つらしいんだ。古き言い習わしにも出てくるらしいんだけど。』
『あのお父さまが・・・・・・?それに予言に関してはまだよくわからないのではないはずではないのですか?』
メイアはミョンハクがつれてきたからルルスと仲良くなった。
『サントラーさん。』
『ルルスですよ。』
『でもお父さんはサントラーさんか様って呼べって・・・・・・あ。お父さまって言えって言われてたんだ・・・・・・。』
『あなたのお父上が何をおっしゃったのかはわかりませんが、私はルルスでいいのですよ?ね?メイアちゃん。』
当然、いつも三人一緒が当たり前になった。
『まぁ、三人はいつも仲が良いこと。元気がよくて良いことですわね。ね?奥様。』
−嘘、この人、私たち三人を本当はすごく恐がってますそれに、邪険に思ってます−
メイアは一般人の中から生まれたため、生粋の自分達より白い目を向けられることがおおかった。
『あのメイアでしたっけ?一般人のくせに生意気な。あいつさえ生まれなければ予言はまだ保留できたのに!』
−一般人だからいけないのでしょうか?メイアちゃんが一般人じゃなかったら許されることなのでしょうか?−
それゆえにミョンハクはたまにメイアを気に掛けた。
『メイア。気にするな。おまえには僕達がいるんだから。』
『うん。』
それがルルスの幼い心には窮屈だった。
−私にはなかなか心を開いてくれなかったのに、メイアちゃんだったら簡単に心を開くんですね−
でもメイアと仲良くなるたびに、メイアを知るたびに、三人が当たり前になって。
いつしか幼い恋心も友情にかき消された。
ルルスはこの時、自分の気持ちには気付いてはいない。
親友がとられたと思って寂しかったのでしょう。とひとくくりしてその記憶はおしまい。
ルルスは再び目をあけた。
目の前には夕焼けが広がっていた。
あれ?懐かしい夢を・・・・・・見た気がするのですけれど・・・・・・何を見たのでしたっけ?
茜色に染まった空を眺めた。
作「はい、今回のゲストさんはメイアちゃんです。」
メ「そろそろキャラ、厳しいんじゃないですか?」
作「ん〜でも、次はミョンハクでしょ、その次は四人で、その次が五人とかじゃないかなぁ。」
メ「使いまわし!」
作「当然。ここに文字がだらだら書いてあるだけだとつまらなそうだし。私だったらキャラとか出てきてるほうが面白いと思うし。」
メ「へぇ・・・・・・。」
作「そんなことより、今回あなためちゃくちゃ死にそうですけど。」
メ「へ?生きてるでしょ?」
作「何度も心配停止してるよ。絶対一日もたずに死んでるよあれ。」
メ「なに!?今回で殺す気!?」
作「あぁ、まあちょっとメインが多すぎるよね。」
メ「だからメイン削っちゃおうって!?きゃーやめてー!私まだ死にたくなーい!私、私まだやっとセタ君が好きかも?って気づいたばっかりなのにぃ!!」
作「それも残酷なことにミョンハクを通じてね・・・・・・。」
メ「へ?」
作「いや・・・・・・ゴニョゴニョ、ん〜ゴホン。まあいいとしてだね。君は瀕死の状態なんだからちゃんとカラダと魂一緒に寝ていなさい!」
メ「へ・・・・・・幽体離脱ぅぅぅぅぅうう!?」
というわけで、メイアの魂はちゃんと体に帰れたかどうかはなぞとして、この?コーナーから消えました。
またのご愛読、心よりお待ち申し上げます。
By作者
こんな変なコーナーができてからしばらくですが、読んでくださっている読者の皆様、読まなくても記憶を目にとめてくださった皆様、心より感謝いたします。
まだまだ未熟ですが、これからも頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。