表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鬱になりました  作者: 野分 希緒
3/27

圧迫面談

おすすめのトーストを紹介しましょう。

まず普通に売っている食パンにマヨネーズを薄く塗ります。

その上からとろけるチーズ(おいしいチーズなら何でも)を振りかけます。

そして、オーブントースターで4分ほど(チーズに焼き目がつくぐらいが程よい)焼きます。

完成です。

カロリーがとんでもない?知りません。

美味しいものは脂肪と糖で出来ています。

前話は母に「死にたい」と伝えて止められまた日常に戻るところで終わりましたね。

それから三四か月頑張って耐え抜きました。もちろん休日は実家で過ごしたりと死にたいという感情を封じ込めてまた次の休みに帰ろうと意識をそっちのほうに向けて踏みとどまっている状態でした。

けれど実家から寮に帰る高速道路での思考は、このスピードなら苦しまず死ねるのかなと思ってしまうこともありました。

他の人の迷惑になるからやめて!と踏みとどまれました。


完全食のグミを食べながら出勤の準備をする、出勤時間の少し早めに出勤し準備をしてタイムカード通す。

完全に作業化している日々にまた面倒ごとが起きました。

具体的にいつ頃か忘れました。もう無心で仕事をこなしてましたから。


店長にまたもや呼び出されました。そしてその日出勤予定のお局様が業務の都合上急に休みになっていたのです。

心の中はふぁ!?ナンデナンデ!?!?!?です。

店長に指定された部屋に行くと店長と次長(どちらも男性)がいました。

圧迫面接かよ・・・と思いながら着席を促され仕方なく座ります。


店長によると会社外の第三者から本部へ私がお局様に虐められていて精神的に弱り痩せていっている。心配だからすぐに改善してくれ!!と告発があったようです。

そして本部命令で事情聴取と改善するように通達が来たとか。

うわぁ、告発者絶対母やん!と心の中で叫びました。

まず聞かれたのはこの告発者は誰か覚えはあるか?でした。

店長は直接会って話たいそうで・・・いったいどんな話をするんでしょうね?

私は「いろんな友達に相談的なことはしてきたが告発とかできるような子はいない」と答えました。

ですが店長ばどうしても告発者と直接話したいようです。なので遠回しに家族かもとは伝えました。

店長は告発者をどうする気だったのかは今でもわからないです。

告発者は予想通り母でしたが、もし友人たちが告発して直接話すとなった場合その友人がどんな目にあうのだろうかと思うと怖いです。

(一部の友人は返り討ちにしそう・・・)



そして話は辞めた後どうするのか、考えは変わっていないか等を聞かれました。

勿論考えは変わらない、と答えたのですがここで店長たちが二つの提案をしてきました。

一つは部門替え。店舗はそのままで部門だけ変えてお局様と関わらないようにすること。

もう一つは店舗替え。まあ異動ですね。

私は少し迷いはしたもののどちらも断ることにしました。

店舗異動で地元に戻れる確率は低いと言われましたし、部門替えしても顔は合わせるじゃん。わかってんのかおい!

私は!!バイトちゃんのためにも!!改善を!!優先してほしい!!!!!!!!

面談は平行線を進み、お局様に一応指導をすることと、辞めるのはもう少し待ってほしいと言われましたね。


そして後日店長から遠回しに「お局様に指導してみたけど改善難しいから我慢してね」と言われマジでキレそうになりました。

もうさ、遠回し表現は滅びるべきだと思いますはい。


今日は以上です。


天使に癒されながらもHP回復が追い付かない野分!

しかしここでお局様がお客様に対し致命的ミスを犯し野分が対応を任されることに!?

クレーム対応なんて慣れてないのにぃ!!!野分!まだ死なないで!寮でwrwrd!の生放送が待ってる!!

次回『野分、死す』

デュエルスタンバイ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ