6話 鳥
登場人物紹介ですが振り仮名をつけて欲しいという要望がありましたのでそうさせていただきます
登場人物
佐藤 実
この物語の主人公
余命三ヶ月を宣告された高校2年生。
残りの人生を使い石田さとりを孤独から救おうと
決意する。なお少々ヘタレな部分がある。
石田 さとり(石田 さとり)
心が読めるという特殊能力を持った少女
しかしその能力のせいで周りから避けられている
親は海外に妹は入院をしているため実に出会う前は一人で暮らしていた。
石田 玲奈
石田さとりの妹。
実にさとりを救って欲しいと頼んだ張本人。
今は入院中。
しかし彼女の多く不明である。
はぁー買った買った♪」
「ちょいと買いすぎじゃぁないっすかね」
僕達は買い物を済ませた。
さとりさんは食品を始め合計30000円程の買い物をしていて全ての荷物を持っているのは僕だ。
「いいの女の子は買うものが沢山あるんだよ」
はい出た出た女子が言いそうなことをしっかりと
まぁ今や僕はさとりさんの下僕みたいなものだからなぁ。
「ご飯どうする?」
「まぁそこらの店でいいんじゃないの?」
と僕は返した。
「まぁそれでもいっか!実君の奢りで」
「いいけどどうする?」
「え?」 「え?」
「本当に奢ってくれるの?冗談のつもりで言ったのに」
「べつにいいよ親が海外に行った時沢山お金置いて行ってくれたし」
まぁ親の遺産だがまぁ後二ヶ月ちょいしかないんだ。 もうなくなるまで使いまくろうそんな時こそ
謳歌すべきだ。
「じゃぁラーメンでいいか」
さとりさんはラーメン屋を指した。
「意外だねさとりさんがラーメンなんて」
「こう見えて私安くてお腹いっぱいになるラーメン好きなんだよthe学生食みたいな感じで」
分かるすごく分かるよさとりさん。
その後僕達はラーメンで昼食を済ました。
その後成り行きで何故かペットショップへ
行くことになった。
「実君鳥好きなの?」
「え?なんで?」
「ずっとインコとか見てるから」
僕は普通に鳥が好きだ。いや、好きというか憧れ
というかなぜなら僕は小さい頃から病室で
引きこもっていたしかし鳥は自由に
空を飛び回る。そんな鳥が羨ましかった。
「まぁ結構好きかな」
「そう…なんだ…」
「どしたの?」
「いや、私は鳥は苦手かなって」
「え?なんで」
人それぞれ好き嫌いがあるのは仕方がないのだが
僕はさとりさんに聞いた。
「いやなんとなく苦手…なんだよね」
「そうなんだ」
と何気ない会話をして僕達はショッピングセンターを出た。
帰ろうとした時
「あれ?こいつら石田さとりとその彼氏じゃん」
聞き覚えのない声だが明らかにチャラチャラしている男と厚化粧の女がいた。
tobe continued…
ここまで読んでいただきありがとうございます。
さて今回は少し短めだったかもしれません。
次回はある事件が発生します。
次回をお楽しみに!