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Blaine out  作者: こっぴゃん
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プロローグ

どうも、初めましての方は初めまして!

そうでない方は、またやっちゃいます!

今回は前作とは違い完全オリジナルの小説になります。

また、前作では途中で断念した「私小説」をここでもう一度書かせていただきます。

たくさんの変な箇所、間違った日本語などあるかもしれません。

そんなこの「Blaine out」をどうか皆さん、お楽しみください

プロローグ

これは俺達選ばれた十人の、命を賭けた戦いである。


「なあ、何か面白い話ないの?」

俺はマサル、高校三年生。

「えー?そうだな...」

話し相手になってくれているこいつはタク、同じく高三で俺の親友。

「実は俺、彼女が出来たんだぁ!」

「え!?タクその娘ってまさか?」

「そ!このまえ告ったバレー部の!」

「いいなぁ、俺もいつかなぁ...」

俺は趣味がサバイバルゲームだから近くに同じような趣味を持つ女子は居ない、まあ彼女が出来なくてもしょうがないか。

ふとタクがこちらをじっと見つめてきた。

「な、何だよ。」

「お前、腕でも痛いのか?ずっと掴んでるけど。」

タクは右手で左の上腕部を持っていることを不思議がっていた。

「ああ、ちょっと体育の授業で痛めちゃってさ。

一応痛み止めの薬は貰ってるけど、腕の痛みに効くのかな?」

俺はリュックから袋に入った錠剤を取り出した、するとその薬を見てタクが指を指して言った。

「あ、それ知ってる。

成辺(なりべ)製薬の薬じゃん。」

『成辺製薬』、錠剤に「NA」と書いてあるのが特徴のこの会社は名を聞けば誰もがうなるほどの大企業である、薬局で並ぶ薬の八割は成辺の物でありテレビを見ていれば必ずコマーシャルを見る程だ。

「あーあ、彼女が居ればなぁ。

いたわってくれたろうに!」

皮肉を言うようにタクを見ると笑いながら俺の肩を叩いてきた。

「俺には居るけどな!」

残りわずかな高校生活を俺達は存分に楽しんでいた。

だが放課後に二人でいつも通り帰り道を歩いている時、俺達に災難が降り懸かった。

「なあマサル、今からカラオケ行かない?」

「タクは彼女と行けよ、じゃないとすぐ別れられちゃうぞ。」

「いや、今日は部活だからってさっき断られたよ。」

すると突然目の前に覆面を着けた集団が俺達を襲ってきた、俺達は走って逃げようとしたがタクが転んで覆面に捕まってしまった。

「タク!」

「いいからお前は逃げろ!」

タクに言われ走って逃げようとするが先に待ち伏せしていた覆面に捕まった、そいつに薬を飲まされ俺はそこで意識を失った。

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