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生徒会室の日常  作者: あん
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体育祭編

 さて、ここで坂木高校の生徒会について少し説明をさせてもらおう。生徒会は会長・副会長・書記・会計の4役、4名で構成されており、前期と後期でそれぞれ選挙を行う。大抵前期は3年生が会長・副会長、2年生が書記・会計を、後期は2年生が会長・副会長、1年生が書記・会計を担当する。各学年に生徒会役員は2名ずつ、という具合だ。


 

 1学年320人、全校生徒960人という生徒数を考えるとずいぶんと少なく、倍率の高いものに思われるが、そうでもない。坂木高校はF県内随一の進学校、文武両道を謳っている高校で、勉強も部活も非常に大変なため生徒会なんぞをやりたがる物好きはほとんどいないのだ。320人のなかから生徒会役員になってくれる2人を見つけるために、毎年ものすごい労力を必要とする。最悪1人も見つからず、教師に頼み込まれ半強制的に役員になる者も多い。




…つまり何が言いたいかというと、風花以外の3人の役員は、全員半強制的に生徒会役員にされてしまった哀れな犠牲者なのだった。



 しかしだからと言ってサボるのはいただけない。歴代の生徒会役員たちも、いやいやながらきちんと己の仕事をこなしてきたのだ。風花は我慢が限界を超え、完全にキレていた。

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