あの日、交わした約束
旅立ち part2
ホーンテイルが復活した。
それを聞いてから数日が過ぎた。
ヘレナ様は心の整理も大事だろうと、次の話までに時間をくれた。
私の心は決まっていた。
自然と私の足はヘレナ様の家へ向かっていた。
「メグ、よく眠れましたか?」と優しい声。
「おかげさまで大丈夫です!」
「それでこの先、あなたはどうするのですか?」
ヘレナ様の顔が一瞬でしまった。
「私は船で事件に遇いました。そのあと私は大切な人達と出会いました。今までの生活で一度も考えたことがありませんでしたが、私は旅に出ようと思います。私も人々を救うために旅に出たいんです!」
「メグがそこまで心を決めているなら私も止めはしません。ですが、決して楽な道ではありませんよ。」
「わかってます。」
「ならば次はペリオンに向かうと良いでしょう。コブシを開いて立て様に私からお伝えしておきましょう。」
「わかりました!」
「それではあなたに精霊の加護がありますことを・・・。」とヘレナ様は優しい眼差しで言った。
私はヘレナ様を後に、次の村へ向かうことにした。
色んな村での被害…ホーンテイルの復活。
色々と変わっていく世界で
私はまた一つ歩み始めた。
~~つづく~~