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「クローン」という存在。
誰も、誰も、手にしてはならなかった「禁忌」。
その「禁忌」の名は、クローン。
2000年代、人型クローンは成功することがないと言われてきた。
だが、そうだろうか?
そう言われてきた時代には、秘密裏に人型クローンの開発が進められ、成功していたのかもしれない。
いや、完成していたのだろう。
そうでなければ、今のこの状態の説明がつかないのだから。
成功するはずのなかった人型クローンの存在は、いつの間にか世間一般で認められ、クローンという存在に「人権」さえも与えられるようになったのだ。
さあ、もう目を開いてもいいだろう。
目を開けてみて、一番最初に目に入ったのは何かい?
女の人だって?フフフ・・・・・。
何故笑うかって?
いや、なんでもないさ・・・。
君の目に入ったその「女の人」は、本当に「人間」であるのか?
もしかしたら、君の目の前にいる「人間」も、「人間」ではないのかもしれないよ・・・・・・。
初めてですので、誤字脱字があるかもしれませんが、がんばりますので見てやってください!!