表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/97

久々の学校。魔王学校 1年目(5月5日。放課後)

薫はクラスに戻り、授業を受けた。

が、アイとナナはクラスに戻ってこなかった。

薫は心配になったが、アイ達がどこにいるかがわからないため、何もできなかった。


放課後、薫は暇になったので生徒会室に行った。


生徒会室のドアを開けるとフミが1人で居た。

「おっ。

今日は1人か?

いつもは女の子を連れてるのに」

とフミが言ってきたのだった。

「そんな、女の子をたぶらかしているような言い方はやめてください」

「そうか?

たぶらかしてると思うがな……。

魔界の女の子は、強い男が好きだ。

薫は炎の鳥をたおして強い男としてみんな認識してるから、その気になればハーレムを作れるぞ」

フミはニタニタしながら言ったのだった。

「やめてください。

そんな気持ちはありませんので」

「そういえば、アイはどうしたんだ?」

「アイは、昼食の時にナナと一緒にどっかに言って、まだ話してるはずです」

「ふぅ〜ん。

薫のせいでそうやって揉め事が起きてるのかぁ〜」

「内容を聞いてないのでわかりませんよ。

アキさんはきてないんですね?」

薫は話題を変えようとアキの話を振った。

それに、反乱軍の戦いが終わって、アキも学校に帰ると言ってたので生徒会室の仕事をしてるのかなと思ったのだった。

それに対してフミは、

「アキさんは学校に来てない。

どうしてだか先生に聞いたのだが、誰も知らなかった。

できればアイに聞いておいて教えて欲しい」

「わかりました」

「そういえば、学校の敷地にアイとの家を建てたんだったな……。

楽しくやってるのか?」

「そんなことはないですよ」

と薫は答えた。

薫は、このまま話していると薫にとって良くない情報ばかりフミに提供することになりそうだったので、家に帰ることにしたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ