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アイとナナ昼食。魔王学校 1年目(4月23日。昼食)

「「薫、あ〜〜〜ん」」

「もちろん私のを食べるわよね」

と、アイが、薫に向かって言う。

「アイ、薫に強制しないでください。

薫は、私のお弁当が食べたいんです。

ほらっ、薫、ちゃんと食べてください」

と、ナナが薫の口元におかずを箸を使って近づけてくる。

場所は、前、ななと一緒に昼食を食べた校舎の裏だ。


今、薫は、アイとナナと3人で昼食を食べている。

だが、ユイはいない。

朝から学校に来ておらず、休みだった。


3人が一緒に昼食を食べることになったのは、薫が学校のクラスに入った瞬間に遡る。

薫が、クラスのドアを開けると、なぜかアイとナナが待ってたのだった。

そして、アイから、

「薫、お弁当を作ってきたから、一緒にお昼を食べましょう。

感謝しなさいよ」

と、言ってきた。

続けてナナが、

「薫ぅ〜。

私もお弁当を作ってきた。

また、一緒に食べよう」

と言ったのだ。

2人の雰囲気から一緒に食べないとは言いづらい雰囲気を出している。

それで、薫は、

「みんなで一緒に食べよう」

と、言ったのだった。もちろん3人でという意味で。


そんなこんなで、今3人で昼食を食べている。

だが、今回も薫は箸を持っていない。

その場には、2膳しかないからだ。

薫は昼食をすべて2人に食べさせてもらったのだった。

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