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魔王をたおした真面目な勇者は、グレました‼︎  作者:
2章:元勇者、魔王学校での生活が始まる。
23/97

元勇者は罠を破る。魔王学校 1年目(4月17日。0時ごろの続き)

「薫でも失敗することがあるんだね」

ユイは、楽しそうに話す。

薫が考えた行動によって単純な罠に引っかかってしまったことを、ユイは失敗だと言ってるのだった。

確かに、薫の注意不足だったことは、否めない。

薫は、自分でも恥ずかしくて、言い訳をする気にもなれない。本当に、単純で、稚拙な罠だ。


だが、こん単純な罠で炎の鳥を捕まえる気だったのだろうか?と、考えてしまう。

むしろ、あえて稚拙な罠を作っておいて、別の本命の罠が仕掛けられているのでは?と、考えてしまう。

薫が保健室にいる時に、炎の鳥に浴びせてたレベルの低い魔法を思い出す。

(あんな奴らに、もっと高いレベルの罠を求めるのは、酷か?)

そんな風に薫は考えながら、罠を破った。

ユイは薫が何をしたのだかわからないうちに、罠は破られていた。


罠を仕掛けた学生たちだろうか、罠の異変に気付き、学生達が薫達の方に向かってくる気配を感じる。

まだ、夜中で暗いので、相手の顔はわからない。おそらく、相手からもわからないだろう。

薫は、ユイの手をつかみ、テレポートをした。


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