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あの、雨の日に  作者: 灯火(とうか)
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第二話


 私は、恋をしている。それこそ、立場違いの恋のようなものだ。


 なんせ、私はクラス1の美男子に恋をしているのだ。きっかけは、私への陰口を止めてくれた時。

 正義感が強くて、優しい子なんだな。と思った。

 でも、最近はあまり止めてくれない。何か、あったのかもしれない。


 でも、私には知る由もない。

 友達どころか、会話できるような仲の人が1人もいないからだ。

 それも、しょうがないのはしょうがない。


 私が雨女なのだから。




 宿泊先に着いた。

 ひまわりの花が有名なところだ。

 ここで、宿泊先の方の話を聞いてから、一人一人泊まる部屋に行く。

 そして、荷物を整理してから、食事、入浴と進み、今日はそのまま寝る。

 長い間、バスで移動してきたのですでに夕暮れだ。もう、時間もない。

 もちろんのこと、今も雨が降っているので、先に中に入れてもらう。

 中に入ると、長い長い話が始まった。


 最初の方こそ聴いていたものの、部屋の使い方から、宿の歴史、それから自慢話へと移ったタイミングで、私は聞くのを諦めた。


 そうして、その日は流れるように寝た。

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