これまでの登場人物紹介
《【機動天使】パイロット》
月居カナタ――主人公。銀髪青目の少年。【ラファエル】パイロット。心優しく繊細な性格。【異形】や『新人』との宥和を目指す。
早乙女・アレックス・レイ――【メタトロン】のパイロットである、金髪碧眼の美少年。姉や仲間を【異形】に奪われた過去を持つ。かつては復讐に囚われていたが、カナタたちと関わる中で考えを変え、『リジェネレーター』の発足を提言する。
刘雨萓――中国出身の【ミカエル】パイロット。青髪の美少女。【異形】を激しく憎んでいたが、カナタや『新人』らとの交流の中で考えを軟化させる。
犬塚シバマル――カナタから【ラジエル】を継承した少年。皆のムードメーカー。
皇ミコト――天皇の次女で【ガブリエル】のパイロット。桃色の髪の麗しき歌姫。
風縫カオル――【ウリエル】のパイロットを務める、白髪赤目の小柄な少女。気の強い姉御肌な性格。
毒島カツミ――【ラグエル】のパイロットを務める不良っぽい少年。黒髪で前髪に赤いメッシュを入れている。
《『学園』の生徒・教師》
瀬那マナカ――故人。元【ラファエル】パイロット。赤みがかった茶髪の少女。正義感の強い優等生タイプで、少し頼りないところのある主人公・カナタを支えた。実戦試験では高いリーダーシップを発揮し、クラスを統率した。
『同化現象』によって魂が『コア』に取り込まれた後は、日常面でカナタをサポートする。
マオ――瀬那マナカの本来の人格。長年の性的虐待によって心を歪められ、他人を、特に自分を救わなかった大人を憎むようになった。『第二次福岡プラント奪還作戦』の際にその本性を露にし、兵士の大量殺戮を実行するが、カナタとの戦いの中で改心。
『同化現象』によって魂が『コア』に取り込まれた後は、戦闘面でカナタをサポートする。
神崎リサ――神崎財閥の令嬢。尊大な性格ではあるが、誰にでも区別なく接する。金髪縦ロールが特徴。
七瀬イオリ――故人。生真面目で直情的な少年。ミユキに誘われて『尊皇派』に加入し、カグヤとの決戦には【イェーガー・リベリオン】で参戦した。
冬萌ユキエ――故人。クラス一の秀才で、高い指揮能力を誇った少女。冬萌陸軍大将の一人娘。『狂乱事変』の際、【輝夜】の文身体に敗れる。
日野イタル――カナタたちのクラスメートの一人。お調子者なシバマルの友達。『狂乱事変』の後、教室からは離れていたが文化祭をきっかけに復帰した。
真壁ヨリ――カナタたちのクラスメートの一人。気弱な性格で、イタル同様一時期は戦いから離れていたが、ミコトの歌に励まされ復帰した。
石田サキ――故人。少しスレた性格の少女。『狂乱事変』でユキエらと共に戦うが、【輝夜】の文身体の攻撃を受けて命を落とす。
宮島タイチ――メカニック志望の少年。キョウジの指導により、隠れていた能力を開花させた。
橘ヤイチ――『尊皇派』に所属していた少年。掴みどころのない性格。
来栖ハル――元【イェーガー・ドミニオン】パイロット。赤髪で小柄な少年。『超人』の一人で、かつては自らの力を制御できず戦闘中に暴走を起こしていた。現在は力をモノにし、『リジェネレーター』へと参加している。
織部ナツキ――元【イェーガー・ドミニオン】パイロット。黒髪眼鏡のクールな少年。ハルたち『超人』のリーダー格。『第二次福岡プラント奪還作戦』の際、『ベリアル』戦で『同化現象』を起こして脳死状態となる。
朽木アキト――元【イェーガー・ドミニオン】パイロット。長い茶髪の少年。無口な性格。音楽が趣味で、ミコトやレイとセッションするなどの交流があった。
最上フユカ――元【イェーガー・ドミニオン】パイロット。金髪ショートの少女。【潜伏型異形】と話す姿に、周囲からは「不思議ちゃん」と思われている。母と慕っていたカグヤの死を未だ受け止められずにいる。
矢神キョウジ――故人。カナタたちの担任を二年にわたって務めた男。元『レジスタンス』メカニック。ミユキをカグヤに会わせるため、立ちはだかった冨岡と差し違えて死亡。
沢咲アズサ――学園の養護教諭。元レジスタンス軍医。キョウジに惚れていた。
砂木沼ミサト――キョウジの後任としてカナタたちの担任となった女性教諭。養護教諭のアズサと仲がいい。
《【七天使】パイロット》
風縫ソラ――空軍中佐。空の天使【サハクィエル】のパイロットを務める、白髪赤目の小柄な青年。
宇多田カノン――故人。陸軍中佐(没後、大佐へ昇格)。鋼鉄の歌姫の二つ名で多くの兵に慕われた、【イスラーフィール】パイロット。
毒島シオン――陸軍中佐。蜘蛛のような機体【マトリエル】のパイロット。パンクなファッションを好む戦闘狂。
夜桜シズル――陸軍少将。夜の天使【レリエル】のパイロットである、黒髪の美女。『レジスタンス』の黎明期から戦ってきたベテラン。
水無瀬ナギ――海軍少佐。水陸両用型SAM【ガギエル】のパイロット。自らを美少年と自負する。
御門ミツヒロ――空軍中佐。【ラミエル】のパイロットであった、天然パーマが特徴的な金髪の青年。『ベリアル』との戦いで『同化現象』を起こし、『コア』に魂を取り込まれる。似鳥アキラは親友。
生駒センリ――陸軍中将。『レジスタンス』最強を誇る【ゼルエル】のパイロット。「阿修羅」の異名を取る、剛毅木訥な若者。
《レジスタンス関係者》
月居カグヤ――故人。元『レジスタンス』最高司令官。人類のために尽くしてきた人物であったが、人々の愚かさに絶望して『狂乱事変』を引き起こす。カナタたちとの戦いに敗れ、ミユキによって葬られる。
明坂ミユキ――元『レジスタンス』のメカニックであり、現在は『リジェネレーター』に移籍した女性。かつては「不破ミユキ」と名乗って学園に潜入していた。カグヤとは恋仲であった。
月居ソウイチロウ――故人。カナタの父で、SAMの開発者。カグヤと意見を対立させ、彼女に殺害された。
早乙女アイゾウ――レイの父。魔法研究の第一人者。
鏑木リッカ――『レジスタンス』ネットワーク部の部長であった四十路の女性。『狂乱事変』でカグヤに利用され、その後、自責の念から退職した。
富岡――故人。『レジスタンス』では長年にわたり人事部部長を務めた。カグヤに心酔しており、『狂乱事変』の共犯者となる。鉢合わせたミユキらを足止めしようとするが、キョウジに刺し違えられて死亡。
冬萌ゲンドウ――陸軍大将。かつては自衛隊の幹部であり、『レジスタンス』創設時にはカグヤを全面的にサポートした。寡黙にして厳格な男性。
イーサン・トマス・ミラー――海軍大将。黒い肌に禿頭、豊かな顎鬚が特徴の大柄な男性。【異形】を憎みつつも、『リジェネレーター』の理念を認める柔軟な考えを持つ。
グローリア・ルイス――海軍中佐。イギリス出身の銀髪の女性。部下思いの真面目な性格。
マトヴェイ・バザロヴァ――元空軍元帥。現在は『リジェネレーター』の総指揮官を務める。燃えるような赤髪が目立つ、女装の麗人。
湊アオイ――海軍大尉。元【ガギエル】パイロット。宇多田カノンと交際していたが、彼女へのプロポーズを果たす前に先立たれる。失意に沈むが、ナギの言葉で再起する。
麻木ミオ――陸軍中佐。生駒センリの右腕である妙齢の女性。
郷田コタロウ――陸軍大尉である冴えない青年。自称「センリの一番弟子」。
立川マコト――故人。元空軍中佐。『第一次福岡プラント奪還作戦』ではミツヒロの下で奮戦するが、マオの魔法に巻き込まれて戦死。
ユリーカ・クインシー――空軍の若い女性士官。『第二次プラント奪還作戦』では飛空艇のCICからシバマルらをサポートした。
《異形の勢力》
パイモン――人類の前に最初に姿を現した、理智ある【異形】。電子空間に介入する能力や魔法の反射能力などで人類を翻弄した。『第二次福岡プラント奪還作戦』でレイたちと交戦し、敗れる。
ベリアル――理智ある【異形】の一体。魔力タンクとしての役割を持つ戦車に乗り、魔力の触手や【ウィング・ビット】といった飛び道具で人類を苦しめた。『第二次福岡プラント奪還作戦』でミツヒロとナツキのタッグと交戦、敗北する。
バエル――理智ある【異形】の一体。死んでも魔力の残滓から復活するという能力を持ち、宇多田カノンをはじめとする精鋭の命を奪った。カナタの乗る【輝夜】の魔法によって長い眠りに就き、現在は『レジスタンス』による厳重な管理下にある。
似鳥アキラ――【潜伏型異形】に取り憑かれ、彼らの『共同体』のために戦っている人間。元『レジスタンス』空軍大尉。身体は女性だが心は男性のトランスジェンダー。ミツヒロの親友。
《その他》
蓮見タカネ――『尊皇派』の党首にして、内閣総理大臣と『レジスタンス』最高司令を兼任する男。ミコトの許嫁であり、ヤマトとは大学時代からの付き合い。
黒羽ツグミ――暴力団『黒羽組』を率いる男。タカネの実弟。ミコトにSAMに乗って戦うという目標を抱かせた。
牧村――タカネの秘書を務める女性。物怖じしない口ぶりからタカネに気に入られている。
皇ヤマト――皇太子。【異形】殲滅を宣言し、『レジスタンス』と『リジェネレーター』の対立を激化させた。
皇ヒメミコ――天皇の長女。引っ込み思案な性格のため、行動派なミコトやヤマトに対し引け目を感じている。
神崎ジュンコ――神崎家出身の若き女性政治家。鋭い舌鋒でタカネを批判する。
ニネル――『新人』の一人。本名は9L。濃紺の長い髪の少女。ミコトに特によく懐いており、丹沢基地での戦いの際は『交信』能力をもって歌をミコトらに届けた。
テナ――『新人』の一人。本名は10A。ライムグリーンの髪の少年。図鑑を見るのが好きな大人しい性格で、似た性格のカナタには特に心を開いている。
エイトン――『新人』の一人。本名は8N。空色の髪をした、背の高い少年。丹沢基地での戦いの際、タカネの息がかかった兵士たちによって殺害される。




