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悲劇と始まり

どうも泡沫もずくです。

本日に2回目の投稿です!


拙い文章ですがどうぞ楽しんで行ってください!



目の前のブラッディエイプが動揺から回復し目の前にいる俺に攻撃を開始した。

腕を振りかぶり大振りのパンチやキックで木を折り地を抉る。そのどれもが高い威力を誇ることがわかる。

しかし、その一発一発ががカムルに当たることはなかった。

カムルの頭上を何発目かのパンチが通り過ぎ一旦距離を取るためにバックステップを距離を取る


「いくらやっても当たらないよ、そんな遅すぎる攻撃じゃ!今度はこっちからだ!」


人間とは思えない速度で動き、相手の懐に潜りボディブローをかます。

ブラッディエイプは地から足を離し物凄い勢いで飛んでいき何本目かの木を折りようやく止まる。

ここまでちからが上がるのか?すごいなこれは


『これが、真の契約を果たした姿です』


『強すぎだねカムルっち!!』


起き上がりこちらに向かってブラッディエイプは木の幹を掴むとそれを投げる。しかし、俺の溢れ出る魔力に弾かれる。


「そろそろ終わりにするか」


『カムル様ウラノスを』


フォスがそういうと目の前の空間が裂けて柄が出てきた。


『これを引き抜くのか?』


『はい引き抜いてください』


それを掴み引き抜くと光を吸い込むぐらい黒い細身のロングソードが出てきた。

それを腰だめに構え魔力を纏わせる。黒のロングソードに薄い白色の魔力が張られ、そして詠唱を唱える


「空間を裂け《エル・クレセント》!!」


腰だめに構えたウラノスを振り抜くその瞬間ブラッディエイプの空間が一筋の線に引かれたかのように切り裂かれ上半身と下半身を分離させ生き絶えた。


武装解除リパージ


纏っていた白銀のロングコートやウラノスは魔力となりカムルの中に戻って行った。近くに倒れているユミルに回復魔法をかける。


「精霊の加護を《ヒール》」


細かい擦り傷など消え血色がだんだんと良くなる。

すると、隣からフォスとヘスが現れる。


「カムル様お疲れ様です。」


「おつかれ!カムルっち見事に初戦闘無事勝利って感じだね!」


「ああ、おかげでくたくただよほんとに」


体力の方は大丈夫だが、精神がなルズエルトの死体が結構響いたな。あれはグロすぎたわ。


「あの魔獣が少し気になります。普段はこの辺にはいないと言われているこの魔獣が現れるとわ何か予兆ではないのでしょうか?」


「たしかに、でも今回は多分なにも無いと思いたいね」


「しかし、」


「カムルっちなんか色々来たよ!」


騒ぎを聞きつけたのか精霊と契約した場所のほうから徐々に声が聞こえてきた。

待てよ、これって俺が倒したことになるのか?えっ?やばくね12歳超えたばかりの少年がこれ倒しましたってバレたら


「撤退!撤退!バレたらまずい!安息がー」


そう行ってユミルを担ぎ俺は遠回りをして村に帰って行った。




後日しっかりと取り調べを受けました。ちくしょー!

もちろん俺がやったことにはせずに「精霊が現れて倒してくれた」と言ってやったぜ!多少こいつ痛い奴だわという哀れみの目を受けたが


なんだかんだあって一件落着でした。めでたしめでたし。



それから少したち、、、俺の家の前にはうるさい奴が立っていた


「カムル!!早くしないと入学式に遅刻するよ!」


「わかったわかった今行く」


ドンドンドンガチャーン!痛ってー!なんでこんなところに!急ぎ階段を降りていたが途中に壺があり飛び越えたらその先に壺があり避けきれず壺に突っ込んだ。めっちゃ痛いけど俺は玄関にようやくたどり着いた


「カムルーちゃんと証明書持ったー?」


「持ったよ!じゃあいってくるわ!」


「はい、いってらっしゃーい王都のお父さんによろしくね!」


「はいよわかったよ」

俺は上位精霊と契約していることがバレて王都の学園に強制送還もとい特待生として招かれてしまったのである。幼馴染でもあるユミルも上位精霊と契約しているので結果2人とも学園に強制送還である。悲しきかな夢の平穏生活と感慨にふけてるとまた、外から声が聞こえる。

玄関を開け待っているユミルのもとに急いで行った


「はあーはあーお待たせ」


「遅〜い!あとその寝癖だらしないんだからこっちきなさい」


急に手を掴まれユミルに引き寄せられ俺は頭を下げ、寝癖を直される。これはいつものことであるがさすがにもう15歳だからね。そーいろんなところに目がいってしまう。


『カムルーエッチ〜』


『ちょっヘス!今の違うんだ!』


『カムル様それは視姦というものでは?』


2人ともだいぶ仲良くなり今ではヘスはカムルっちを卒業しカムルになったが未だにフォスは呼び捨てにしてくれない。いつになったら呼んでくれるのか。そうこうしているうちに終わったらしく拘束が説かれる。


「さぁー行くわよカムル!学園に!」


「てか、やけに張り切ってるね」


「べ、別に張り切ってはないわよ!」


そう行っておれたちは王都行きの馬車に乗りゆったりと王都に向かうのであった。

皆様の応援がちからとなります!

コメントの方お待ちしております!

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