初対面の友?
どうも泡沫モズクです!
久しぶりの投稿です!
ぜひ楽しんで行ってください!
その後俺たちは学園内を周り特に何もなく平穏に卒なく見学して回った。
「そしてここが今から二人が暮らす寮だ!」
格好良く学園長が言うが目の前には寮がない
頭でも逝ってしまったのだろうか?
「別に頭は逝ってないぞ?カムルよ?」
「な、なぜわかった!?いや、そんなことは考えていませんよ。ハイ、、」
いやーだって睨むんですもん。僕怖いよー
「まあいい、この二つの道を行けばつく。女子寮が左、男子寮が右だ。明日は8時半から学校だから遅刻するなよ。特にカムル貴様はしっかり起きろよ?」
「わ、わかりましたー」
「このバカは私がなんとかしますんで」
なんとかってなにさ!絶対こいつ俺の部屋に侵入してあんなことやこんなことするだろ!
*決して卑猥なことではありません。
「それじゃあ、諸君良い夜を」
そう言い目の前に突如強めの風が吹き目を閉じたら学園長はいなくなっていた。
「あの人、只者じゃないな。」
「うん、かなりの使い手ね」
そうして俺たちは自分たちの寮へと向かった。
とある、部屋
「なんなのあいつは!急に出て来たと思ったら!王子様のつもり?馬鹿らしい絶対許さないわ!あっ!そうだわいいこと考えたわ。見てなさいあなたの学園生活はもう終わりよ!あっははははは」
薄暗い部屋に不気味な笑い声がこする。これから起こることがこの学園にとっていや、この王国にとって災禍をもたらすとはまだ誰も知らない。
俺はユミルと別れて寮の入り口に立っていた。
「おいおい、デカすぎやしないか?」
目の前には想像絶するとにかく大きい洋館があった。
『これは大きいね〜!』
ヘスが驚きの声を上げる確かにこれは驚きだ。
すると中から男の人が歩いてくる。
「この驚き顔は久しぶりに見たな。ってことは君が例の新入生か?」
「あっ、はい、自分が例の新入生です」
我ながらいい返答ではないか?と自負する自分がいたが目の前の男はわらいだした。
「かっかっかっか!君は大変面白いな。普通私を見たら驚くか握手を求めるのだがな?」
「いや、自分、野郎に握手を求めるほどそっち系じゃないんで」
いや、そうだろなんで好き好んで野郎に握手なんざ求めなきゃならんのだ。そう言う奴がいたら鳥肌もんだわ。
「すまんな、まだ俺の名前を知らない奴がいたとはな。俺の名前はラオス。冒険王の二つ名を持っていたが今は冒険を引退した身だ。」
腕を組みさも自分は有名だと語る目の前の男
しかし、わからないので正直に答えよう。
これが礼儀であろうから
「すいません、わかりません。あっ!俺の名前はカムルって言いますよろしくお願いします」
スルーワークこれが俺の礼儀である。
「スルーされたことは今はいい、、よくないが、、
この寮の長を務めている。これからお前の部屋を案内しようと思って待っていたんだよ」
だから野郎がいたのか。納得
「さっ!付いて来い!新人!」
うわ!こう言う暑苦しいのはごめんだな。そう思いながら俺はラオスの後ろをついて行った。
まあ、この寮を説明するならばただでかいそれだけでいいだろう。しかし、それではわからないであろうからざっと説明しよう。
まず、全部で6階建である。そう6階だ。大事なことだから二回言った後悔はない。
一階は、ロビーと食堂である。食堂は大きく大体この寮に住んでいる人の数なら全員座れるのではないかと思われるくらい席とテーブルがある。
そして二階は大浴場となっており男の湯しかないので分けられてはいない。そこの君!学園ものならあるとあるハプニングを期待していたんじゃないか?残念!ここは男子寮!そんなものはない!断じてな!
次に、3階からは生徒たちの部屋である。一年が3階で2年が4階で3年が5階である。最後の6階は訓練室や武器のメンテナンス室となっている。
そして、1年である俺は3階の角部屋に案内された。
「もう新入生達は入寮している。特待生たちもお前たちで最後だからな。1年と2年は二人部屋だ、お前の部屋にはたしか、
ルートと言う奴がもういたかな?まぁ、仲良くやれじゃーなー」
ラオスはそう言い残すと足早に帰って行った。
さあ、初のルームメイトとのご対面だどんなやつかな?楽しみだー!
ドアをひねり早速中に入るとイケメンがいた。
「いやーはじめまして僕は「ガチャン!」ちょっ!待ってよ!なんで閉めたの?カムルくーん!」
イケメンは嫌いだ!
しょうがなく渋々俺は部屋に入り彼、ルートことイケメンと自己紹介をしていた。
「えーと、ルターだっけ?」
「数秒前に自己紹介したのに間違えるとは君は僕が嫌いなのか?」
「うん嫌い!」
「即答!どうしてあって数秒で嫌いになるのさ?」
「イケメンだから」
目の前のルートは涙目になりながらも僕の反応にしっかり対応してくれてる。これはいいおもちゃ、、、、ゲフンゲフン、友達になりそうだ!
「すまんすまん、ルート。俺はカムルだよろしくな?」
「あぁ!よろしくカムル!」
学校のことや、授業のあれこれを聞いていたらいつのまにか夕食の時間になっていたので二人で食堂へと向かっていた。
「この寮の食事はとても美味しんだからなカムル」
「そうなのか?まじかー早く食べてー!腹減ったわ」
食堂に着き、食券制なので俺たちは食券を買いに列に並んでいると数人が列に割り込んできた。
俺はそいつらを睨むがルートは隣で「やめろカムル上級生だ」と言う
「あ?なんだよ後輩は先輩に列を譲るのが普通だろ?」
「あー先輩でしたか!それはすいません!ただの常識知らずのお猿さんかと思いましたよ!あーたまげたたまげた!」
我ながらの煽りではないか?これだけ上質の餌を蒔けば魚たちは釣れる
「てめー!調子乗りやがって!格の違いを見せてやるよ!」
そういうと仲間らしき人たちがぞろぞろと出てくる。
俺たちの騒ぎを駆けつけた野次馬たちが囲み特設のリングが出来上がる。
「カムル、乗った船だ。僕も手伝うよ!」
「あんなにボロクソ言ったのにお前以外にいいやつだな!逃げるかと思ったわ」
「んなわけないだろ!ルームメイトでもう、友達だろ?」
「そうかもな!」
僕たちが食事にありつけるまでまだかかりそうだ
皆様の応援がちからとなります!
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