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契約1

初めての投稿になります!泡沫もずくと申します!この度はこの小説を見つけてくれたことに感謝とこの出会いに乾杯!で


拙い文章ですが楽しんでいってください!





それは、昔、太古の神の戦、ラグナロクが行われていた時代のこと。

二体の神姫と呼ばれる存在が選ばれし者と共に邪の神を打ち滅ぼしこの世に繁栄をもたらした。

そして、その神姫はのちに偉大なる女神〈デアマグナ〉と呼ばれ、彼女達と手を取り合い戦う者の名を神姫使い〈アルマデア〉と呼ばれた。




『目醒めろ、、、、、選ばれし者よ、邪を、破り、、、』


あぁ、いつもの夢だ。いつもの風景、いつもの場所、いつもの声音。


そして、きれいな女性が2人いる。


1人は髪の色が白く銀髪?で、顔立は整っており慈愛に満ち溢れた目をしている。


もう1人は髪が黒く濡鴉のような髪で、凛とした表情で全てを見抜く鋭い目をしている。


2人から手を差し伸べられるが俺は手を伸ばす事は出来ない。なぜならそこでいつも目が覚めるから。




「今日もキレイだったな」


ベットから寝たまま天井に向かって手を伸ばし、何もない虚空を数度手を握ったり、開いたりする。

そんなことをしていると下から声が聞こえてきた。


「カムルー!起きなさーい!」


俺は急いで下へと降りていき外へと出て井戸水で顔を洗う


さっぱりし朝の空気を体に循環させ体を起こすやはり朝は気持ちが良い

すると隣の家の庭から鈍い音がする。


ガツ!ゴツ!はぁぁ!いや!!


数度その音が響き渡り鈍い音が止まる


「いい調子だ、もう少し脇を締めて木刀を振れば重心がぶれないだろう」


「はい!ありがとうございました!」


一礼して汗を拭いていた1人の少女と目が合う


「今起きたの?カムル」


「あぁ今起きて顔をあらったとこ」


「ふーん、相変わらず起きるのが遅いのね〜」


そう行って彼女は柵をこえこちらにやってくる


「まったく今日は精霊と契約する日でしょ?寝癖つけてたら精霊に嫌われるわよ?」


そう言って俺の頭を水気のある手で乱暴に整える


「痛っ!ちょっとは優しくしろよな」


「男でしょ我慢しなさい」


「あらかたなおったでしょ、じゃまた後で迎えにくるから支度しておくのよ?できてなかったらおいてくから、じゃあ後で」


「わかったよ、あとで」


彼女は柵を飛び越え家に帰って行った。

彼女の名前はユミル。彼女とは家が隣で腐れ縁というやつで幼馴染である。しかし、彼女は剣術が優れており俺じゃまるっきり歯が立たないので尻にひかれている。別に付き合ってるわけではない。2度言おう付き合ってはいない。


そして、今日は大事な日。精霊契約である

12歳を越えたものが行うこの世界での儀式である。精霊と契りを交わす大事な儀式である。

まぁ、これで優秀な精霊と契りを交わすと王都の精霊学院に強制送還で優秀な精霊使いに育ってもらいゆくゆくは国家の駒になってもらうというわけである。


なんともめんどくさい儀式である。そこそこの精霊で学院には行きたくないと思っている。

この村でのんびり畑でも耕そうと思っていると



「カムル何やってるの?朝ごはん冷めちゃうわよ?」


「わかってるよ母さん今行く」


そう言って朝食にありつくのであった。


この少年は知る由もしなかったであろう自分がこの世界を変えてしまう特異点であると。


朝食を食べ終わり自室に行き準備をする。

服は動きやすい服である。なぜなら精霊と契約する場所は森の中の祠がある場所でやる。なんでも森は精霊が好み住処としている場所とかなんとかである。

俺的には村の中に作って欲しかった。そうすればわざわざ森に行かなくて村で済むし楽だからである。丁度支度が終わると外から


「カムルー!行くわよー」


もう来たらしい。急いでショルダーバッグを肩にかけ下に降りて行く


「いってきまーす」


「気をつけて行ってくるのよ」


「わかってるー帰ってくるの昼頃だから」


「じゃあ大好物でもつくるかしら」


よし、大好物の鳥の照り焼きかもな今日の精霊契約悪くないかも、さっきは散々悪いことを言って申し訳なかった精霊契約と心で謝りながら玄関を飛び出した。


「もう、おそい!何分待たせる気?」


「何分も、待ってないだろ。さぁ行こうぜ」


「カムルのくせに生意気〜」


とか言いながらついてくる集合は町の門の近くである。時間はあらかじめ余裕持っているのでゆっくり歩いて行く。


「どんな精霊と契約できるかな〜カムルは何がいい?やっぱり上級精霊?」


「下級ぐらいでいいよ別に、高いと学院に呼ばれるじゃん。それがめんどい。」


「カムルそれがいやなの?バカなのかめんどくさがりなのかハァー」


そんな会話をしているうちに門の前に着いてしまった。

門の前には10人くらい人がいて思い思いに話していた。中には緊張してか震えている奴もいた。


「こんなに人がいるのね〜」


「まぁこの村にしては集まった方だろう」


この村は多い方でもない人口150人ぐらいの村であるその中の12歳はこのぐらいが妥当であろう。

それにしてもさっきからユミルの奴は忙しないな震え始めたと思ったら急に顔を青くしたりトイレか?


「ユミル、トイレか?トイレは結構遠いぞ?」


「トイレじゃないわよ!!」


「馬鹿、声がデカイ」


ユミルのせいでここにいた全員の視線を集めることになりユミルは顔を赤くして俺を睨んだ

おー怖い怖い


「みんな集まったかな?じゃあ今日案内を担当するルズエルトだよろしく!」


「「「よろしくお願いしまーすと」」」


こうして森へと入って行くのであった


「ユミル、トイレか?」


「トイレじゃないわよ!何回言えばわかるの?緊張してるの!」













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