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夜に浸る

作者: 東集

手紙の内容


 素敵なあなたに、


 今日あのボーリング場にきて


 夜にね


 by 凛


 


 「遅い遅刻」


 「夜としか書いてなかったじゃないか」


 「とにかく遅い夜と言われれば最低でも8時今は何時」


 「10時です」


 「2時間も待ちました遅いです謝ってください」


 「すみません」


 「よろしい」


 「で、何のようなんだ」


 「シャラップ」


 「そんなにうるさかったか俺」


 「お話ししたかっただけ」


 「はぁ」


 「今日は学校で何してた」


 「勉強して弁当たべて友達としゃべって下駄箱に手紙が置いてあったのでそれを持ち帰った」


 「平凡ね」


 「今日は下駄箱に手紙が置いてあったから僕としてはそれだけで平凡だとは思わないんだけど」


 「いや平凡ね」


 「そうかお前は」


 「そうね今日は学校をサボってカフェで手紙をかいてその後少し読者して学校に誰かさんの下駄箱に手紙をおきに行ったわ」


 「学校で見当たらないのにお前の手紙が置いてあったから不思議だったよ」


 「手紙にはちがう意味があるの」


 「どんな?」


 「ひ・み・つ」


 「そうかじゃあもうかえっていいかな」


 「最後にひとついいかしら」


 「何だ?」


 「すきよ」


 「ありがとうじゃあ帰るよ明日は学校こいよ」


 「りょーかい、それと」


 「まだあるのか」


 「今日は星が綺麗ね」


 「ああそうだな」


 

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