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後で話すと言った話2

以前書いたことで省略し後述すると言うことが、2.3ある気がして、何にしても処理する必要があると思った。


『3つ目に、2つ目の問題に関係する事柄の1つだが、ホモ ハイブリッダー(以下ハイブリッダー)と言う人間側の最新兵器だった。

『絶対火力』『大量殺戮破壊兵器』『万能兵器』とも言われ、敵味方ともに恐れられた、遺伝子改良された人間たちだった。

長くなるので省略して後述するが、単体の能力は神をも凌駕し、戦争を圧倒的勝利へと結びつけた要因の1つともなった。』の部分だ。


正確には遺伝子改良ではなく、妊娠6か月以内の胎児に『オーヴァー マシーン(マシンとも表記する)』と呼ばれる極最小の機械を大量に投入し、遺伝子段階で身体を改良し、出産後オーヴァー マシーンを意識的に使えるようにした人種である。

オーヴァー マシンを使用することで、遺伝子、細胞を自らの意志で自由自在に変化、増殖、減少が可能で、身体を気体の様に柔らかくすることや、鋼鉄のように硬くすることが可能だ。

加えて怪獣の様に巨大化や、細菌ほどの大きさへも収縮可能となっている。

能力を使用することにより人間では発揮できない怪力や、身体の部品を銃などの武器に変えるなど、爆発的で戦闘に利便的な身体能力を持っている。

追従し、大戦前に開発され『大量殺戮破壊兵器』と言う概念で製作され、脳や心臓など身体の重要な部位を損傷、損失しても死なないと言う高い生命力と再生能力を持っている。

退化したのか無線などを体内に作り出すなどの高度な通信能力を手に入れた関係か眼に白眼の部位が存在せず、感情の起伏によって発光するなど、人間としての定義や人権も問われている。


眼に白眼の部位が存在せず発光すると表記したが、能力を調節し偽装することが可能であり、追従して本格的な識別はハイブリッダー同志以外は不可能と言われている。


最強とも言えるが以下の3つの弱点を持っている。


『リミッター ダウン』

オーヴァー マシンの多様使用による限界オーヴァーヒート対処のためにオーヴァー マシンの機能を停止し通常の人間化する。

『リペア スリープ』

オーヴァー マシンの多様使用による限界オーヴァーヒート対処のためにオーヴァー マシンの機能を停止し身体を強固な膜で覆い一時的な冬眠状態に移行する。

『プリミーティブ アウト』

オーヴァー マシンの多様使用による暴走現象で、理性を失い凶暴化、最高怪物化する。


追従にして人間としての定義や証明、言わば人権が大戦以前は認められず、大戦後の言葉となるが、違法的とも言えるが人身売買が行われ、1人あたり米ドルルートの相場で最低5000ドル(日本円100円とした場合、50万円)から取引されていた。

戦後の調査で判明したが多くは妊娠に困った娼婦などが売買し、ハイブリッダーの人工60%以上は正式な親が判明していないのが現状だ。


ハイブリッダー化手術、と言うよりも処置は非常に簡単で安価で詐欺や不良品が存在しないことが多く、最低500ドルからが相場で、十二分元手は取れると言えた。


大戦時の活躍や、大戦を通して集団の中で彼らは人生の意義や文化を形成し、功績を数多くの組織で認められ、大戦後期に突入ごろには法の規制こそ存在していたが、人間と同等の扱いが行われていた。

人権発起運動も果敢に行われ、詳しくは後に記すが、有名な女性活動家も存在している。

時を同じくしてハイブリッダーを奴隷などとして商業的に扱っていた企業や組織の衰退も始まり、大戦終結数年前には立派に国際的に人権が認められていた。


対戦相手となった神たちがある意味身勝手にこの世界と生命を創造し、最終的に大戦争へと発展し、惨敗して報いを受けたとも言え、同様に命を粗末に扱い、科学をもてあそんだ人間の報いとも言えた。


―――僕たちは、―――

―――神のしていたことを延長しているだけなのかもしれないと僕は思った。―――


 加える話が多くてややこしいが、ハーフハイブリッダーと言う種類が存在しているが、これはハイブリッダーとも、人間とも言えない状態の人間を示している。


 妊娠6ヶ月以内の胎児にオーヴァーマシンを投与するとしたが、ハーフは生後オーヴァーマシンを投与され、ハイブリッダー化した人間である。


 オーヴァーマシンは現在医療でも注目されているナノマシンの発展系の機械で、特定の行動しかできないようにプログラミングされ、6か月以上の胎児や、生後の人間にオーヴァーマシンを投与しても効果が本来存在しないとされている。


 加えて毒性が強い場合も多々存在し、死亡する可能性も高いことを付け足して言っておきたい。


 効果がないと言えば効果がないが、反面不良品や誤作動、理論通りと言うわけにはいかず、特定の事情でオーヴァーマシンを投与され、オーヴァーマシンを使用可能にしてしまったのがハーフハイブリッダーである。


 第3次大戦中に負傷兵をハイブリッダーが自らのオーヴァーマシンで利用して治療した時に、条件は不明だが特定の人間がハーフ化することが判明した。


 能力は個人差が存在し、鍛錬などが必要なことが多いが、本物(以下オリジナル)と比較した場合、75%程度の能力しか発揮できず、3つの弱点を発動する可能性が高いが、神を凌駕する性能を十二分に持っている。


治療などで投与された場合オリジナルと5感を共有することができる『感覚共有』を使用し、情報提供や遠距離通信を可能にしているが、使用時は痛覚なども共有し、オリジナルかハーフ片方が損傷すると片方にも損傷が伝達される弱点を持っている。


 僕がハイブリッダーとハーフについて知っているのはほかにもあるが、大戦中に事実が判明し、機構をはじめとした組織は現在研究のための、数多くの生体のサンプルを欲しているが、人権の関係で研究が難しいのが課題になっている。


―――以前話した僕に似た銃と表現した男は、その生態サンプルとしての価値を、十分に持っていて、超凶悪犯であり、文句なしの否応、言わば拒否権なしの、研究材料になると言えた。


 本題に入らなければいけないのは解っているが、前にも言った気がするが物事には順序があるし、話すべきだと思って僕は話している。


―――僕は本当は話すよりも聞く方が好きな方だ。長話も嫌いだ。―――

―――文章表現のうまい下手を言われたくないし、変える気もない。―――

―――読んで不快だと思えば読まず無視すればいいだけだ。―――


―――――物語は自ら選ぶもので、襲ってこないのだから。―――――


―――失礼する。―――


―――山中一輝さんが当サイトからログアウトされました。―――


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