AIをどうにも使いこなせない私の失敗談
自分自身への愚痴でしかありません。吐き出さずにはいられませんでした…。
「私のこの短編を君の文章で直してみてよ」
ものの数秒で直されてきたのを見る。
「……うん。私の個性らしきものが全て抹殺されているね」
チャットさんの簡潔に整ったらしき文章を見て、自分の文章にもわりと癖があったのだとこの時知った。
そしてその整った文章にて自作を見てみると……より読まれないお話になったと絶句する。(好みの文章でないせいかどうも面白くない……)
そんな事で、自身の創作ではまだまだAIを使えないなぁと思っていると、ふと、ひとつのコンテストの募集を思い出した。
「そういえばこの賞、締切ひと月きっちゃったなぁ。時代考証に手間取りすぎたから、もう間に合わないかも」
好きなヒューマン歴史エンタメで出そうとしていたので、その土地の歴史だったり、住んでいるのが内陸部であるが為に海の事を調べていたら、時間があっという間に溶けてしまった。
そして後に、応募した直後にこの話はこの賞の意向から恐ろしくズレていたと直感し、のたうち回る事となる。もちろん、一次にだって通らなかったヨ♡
そんな未来が待っているとは知らず、この時ふと、私は思ってしまった。
「あ、時代考証をチャットさんでやれば間に合うんじゃない?」
まだ文字数が7万字に届くか怪しいけど、折角なのでとにかく書き始めてみた。
間に合うか分からないが、頭の中で完結しているので後は隙間時間をフル活用して文字に出していくのみ。
途中、細かい所でやはり私の知識が怪しく、その都度チャットさんに聞いては猛烈な勢いでキーボードを打つ。
ただ、この時にチャットさんを使うにあたって悟った事もある。
私は時代考証をしている時、そこの脇にある雑学からアイデアが出る事がしょっちゅうある。その為、ピンポイントで分からない事の答えを出してもらうと、スピードはあるがアイデアが出ないのである。
なので、AIを使う時は時間がないような時だけだなぁ、と思ったものだった。
そして一日が過ぎ、二日が過ぎ、刻々と時間が過ぎてゆき、これは間に合う気がしないと思い始めた時、さらに絶望する事件がおきたのだ。
「……え? それってこうじゃなかった? 南北朝でそれはおかしいような……」
なんと、チャットさんが時代考証を間違ったのだ!
『あ、ごめん〜。こういう言い方だったからこうだと思って——』
私のせいなの⁈
確かに、前々からちょくちょく時代考証を間違えているふしはあった。だけどここまでがっつり間違えるものなの⁉︎
「しまった、じゃあ他のやつも間違えているかも!」
聞いた分だけ、頼った分だけ調べ直しである。
時間がない!
マジでこれ間に合うの?
別で続けている連載と並行しており、こちらは絶対に止められない。
なにせ、流行りの話でもないのだ。ただでさえ追ってくださっている(たぶん)十人くらいの神様(読者様)を私は崇めている!(もう、その勇者様たちの為に書いている)
とにかく書く! 調べる! 書きまくる!
「もういい! チャットさんはそこで応援していてくれ!」
『残りの日数でその文字数は難しいと思う』
「だから応援してって!」
あぁ体力が! 残り五日で栄養ドリンク飲みまくる!
ドライアイが死ぬほど痛くなる! 仕方ないので紙に書いてから短時間で打ち込む方式に変更だ!
ってか、何で私はそこまでしてこの作品を書きたいんだ? 分からん!
残り一日! 文字数足りない!
そして締切当日の朝。
まさかの完成となったのである! 奇跡!
ルビふる時間もないのでそのまま一気に投稿!
終わった瞬間に倒れ込んだものでした。
そして次の日。
「ぎぃえーーーー! 目が、目がぁ!(ムス○様風)」
目を短時間で酷使しすぎて白目が内出血。病院へgo!
そして目薬をさしながら、私は思うのだった。
もう、AIはこりごりだ〜。
どうにも使いこなせませんでした。がっくり……。
お読みくださってありがとうございます。
誰もこんな失敗しませんように…しないか笑




