じいちゃんの部屋。
見慣れたものや 見慣れないものがあった
とくに筆がたくさんあった じいちゃんの部屋には
白紙と色鉛筆をくれたから いろいろ描いてみたら
嬉しそうに笑ってくれた 価値なんてなかったのに
じいちゃんにくらべたら わたしの絵なんて程遠いのに
それでもうれしくて たくさん絵を描いて 色をつけて
いまでも壁紙にしているのは かつての愛犬の絵画で
じいちゃんの立派な絵画には まるでかなわないけど
素朴でいいなと思ってる 決して 価値はつかないけど
絵なんて描いても金にはならないと、父から言われたなぁ。