超細かいキャラ紹介(後半) 陽翔・迅・碧人・千紘・灯
日々の暮らしの中で積み重なる感情が、やがて心を揺らし始める。
この物語の続きで、あなたの“キュン”がきっと見つかります。
シェアハウスの扉を開けて、彼らの本当の想いに触れてみませんか?
※本編「君のすべてを欲しがる僕らへ。」はR18作品のためご注意ください。
一ノ瀬陽翔
呼び名:千明→陽翔くん / 陽翔→ちーちゃん
身長:171cm
性別:男性
誕生日:10月4日
星座:てんびん座
血液型:O型
主人公との年齢差(学年):-2
職業:カフェ店員
出身地:東京都中野区
方言:標準語
✤彼をひとことで言うなら✤
純情一直線の愛されわんこ。だけど奥に秘めた獣性は本物
✤性格・特技✤
明るくて素直、気持ちをまっすぐぶつけるウブ男子。
好きになったら一直線で、思ったことはすぐに表情や言葉に出てしまうタイプ。
ちょっぴり不安症で、好きな人にはすぐ甘えてしまうけれど、
その甘え方すらどこか初々しく、見ているだけで癒される。
それでも“ちーちゃんが好き”という気持ちはぶれることなく、いつでも全力。どんなに忙しくても、話しかけるタイミングを見つけては、笑顔で寄ってくる。
……けれど、時おり見せる静かな瞳には、
“誰にも渡したくない”という本能のような何かが宿っている気もする。
その想いはまだ言葉にならず、本人すら気づいていない。
けれど、確かにそこにある――そんな危うさも、彼の魅力の一部。
✤見た目✤
金髪にピンクのインナーカラー。
明るく快活な表情に、ムードメーカーらしい親しみやすさが溢れている。
ラフな服装もよく似合い、自然と目で追いたくなるような存在感。
その笑顔がずっと続くとは限らないことに、まだ誰も気づいていない。元気で無邪気なタメ口。
嬉しいことも寂しいことも、表情にすぐ出るわかりやすさが魅力。
甘える時は真正面から全力で、相手の心に飛び込んでくる。ただ、ほんの一瞬だけ声のトーンが変わるときがあって……その変化に気づけるのは、たぶん千明だけ。
✤千明(主人公)との関係性✤
千明が高校生のときに働いていたバイト先の後輩。
最初は恥ずかしがり屋で話しかけるのもぎこちなかったけれど、千明の優しさにふれてからは、どんどん懐いていった。
今では何かと寄り添いたがる“全力わんこ”ポジション。
「ちーちゃんには、ずっとオレのことだけ見ててほしい」
――そんな願いを、本人はまだ言葉にしていない。
不破迅
呼び名:千明→迅さん / 迅さん→ちあ
身長:190cm
性別:男性
誕生日:12月23日
星座:やぎ座
血液型:A型
主人公との年齢差(学年):+2
職業:車両整備士
出身地:千葉県市川市
方言:標準語
✤彼をひとことで言うなら✤
無口で不器用、それでも一途に守り抜く背中で語る男
✤性格・特技✤
口数は少なく、感情もほとんど表に出さない。
けれどそのぶん、行動にはすべて誠実さがこもっている。一度「守る」と決めた相手には、命をかけてでも尽くす。
愛情表現は得意じゃないけど、不器用な仕草のひとつひとつに、
「好き」が全部詰まっている。
本当はとても独占欲が強いが、それを見せるのも苦手で、たまに一言だけ、ぽつりと漏れる本音が刺さる。
✤見た目✤
銀髪ショートに、日焼けした浅黒い肌。
がっしりとした体格と精悍な顔立ちは、まさに“強面”そのもの。
けれど、その鋭い印象の奥に、不器用な優しさがひっそりとにじんでいる。
無口で無表情、何を考えているのか分かりづらい反面、
ふとした仕草や視線にだけ、真っ直ぐな想いが垣間見える。
作業服姿で黙々と働くその背中は、言葉以上に雄弁で、千明のために動く姿には、誰よりも深い愛情が滲んでいる。
決して多くを語らない男だからこそ、
その一挙手一投足が、静かに、強く心を打つ。低く静かな声で、必要なことだけを短く伝える。
飾らない言葉のひとつひとつが、誠実さの証。
ぶっきらぼうに聞こえることもあるけれど、
大事なときほど、迷わず“真実”だけをぶつけてくる。
たった一言が、ときに誰よりも心を揺さぶる。
✤千明(主人公)との関係性✤
千明が大学生の頃、旅行先で自転車のチェーンが外れて困っていたところに通りかかり、無言で助けてくれたのが最初の出会い。
その日から、何気なく始まった縁をずっと大切にしてくれている。
言葉では伝えられないぶん、態度で、行動で、誰よりも誠実に千明を想い続けている。
――ただ静かにそばにいる。その存在そのものが“守る”という愛。
蓮見碧人
呼び名:千明→碧人兄さん / 碧人→千明
身長:178cm
性別:男性
誕生日:5月15日
星座:おうし座
血液型:A型
主人公との年齢差(学年):+5
職業:植物園スタッフ
出身地:神奈川県鎌倉市
方言:標準語
✤彼をひとことで言うなら✤
穏やかな癒し系だが、優しさの奥に熱を秘めている
✤性格・特技✤
いつも落ち着いていて、物腰やわらか。
話し方も表情も穏やかで、そばにいるだけで安心感を与える癒し系。
自然と周囲の相談役になってしまうような、懐の深い大人の余裕を持っている。
けれど、ただ穏やかなだけではない。
その静かな口調の奥には、簡単には揺るがない芯の強さと、
誰にも負けないくらい真っ直ぐな情熱が眠っている。
好きな人には深く、長く、真剣に――
一途な想いを、無理に言葉にせず、さりげない行動で伝えるタイプ。
気づけばそっと支えてくれているような優しさの裏に、「誰よりも近くで、ずっと彼女を見ていたい」という熱が潜んでいる。
決して自分の気持ちを押しつけることはない。
けれど、それでもどこかで「選ばれたい」と、静かに、強く願い続けている。
✤見た目✤
淡いミントグリーンのくせ毛に銀縁メガネ。
たれ目気味の優しい目元と、ナチュラルな服装が印象的。
植物に囲まれて過ごす彼の姿は、まるで自然そのもののように柔らかい。
けれどふとした瞬間にだけ、深い“男の色気”をのぞかせる。穏やかで柔らかく、季節や自然に例えるような表現が多い。
言葉のひとつひとつに、優しさと想像力がこもっている。
時おり冗談を交えつつも、根はとても真面目で誠実。
千明に対してだけ、口調がほんの少しだけ甘くなるのが分かりやすい。
✤千明(主人公)との関係性✤
いとこ同士。
家は離れていたが、幼いころからよく一緒に遊び、成長してきた。
年の差があるぶん、最初は“お兄さん”として接していたが、気づけばその感情は、ずっと変わらない想いへと育っていた。
今でも千明にとって安心できる存在であろうとしながら、
心のどこかで「この手で幸せにしたい」と願っている。
九條千紘
呼び名:千明→千紘くん / 千紘→ちあちゃん
身長:177cm
性別:男性
誕生日:8月24日
星座:おとめ座
血液型:A型
年齢差(学年):+3
職業:小学校教師
出身地:東京都練馬区
方言:標準語
✤彼をひとことで言うなら✤
大人の仮面を被った、愛に崩される誠実な人
✤性格・特技✤
真面目で優しく、子どもにも好かれる誠実な教師。
けれど千明に対してだけは、穏やかなその仮面が揺らぐ。
ずっと隣にいたはずなのに、恋人にはなれなかった――その悔しさも、愛しさも、全部抱えながら微笑む。
「ちあちゃんに命令されたい」そんな欲望を密かに隠しながら、今も彼は“忠犬”のように健気に従い、そばにいる。
愛しているから、崩れたい。
でも崩れたら“教師”でいられなくなるから、ギリギリのところで耐え続けている。
✤見た目✤
落ち着いたブラウンの髪に、優しげな目元。
スーツが似合う知的な雰囲気で、きちんと感と安心感を兼ね備えている。
けれど千明の前では、ときどきそのスーツの下から、欲望と独占欲が顔を覗かせる。柔らかくて丁寧な言葉遣い。
基本的には穏やかで優しいが、千明に近づく他の人に対しては、時折抑えきれない不安や嫉妬がにじむこともある。
理性と愛情の狭間で、ぐらぐらと揺れながら、
それでも「ちあちゃんのためなら」と、すべてを飲み込もうとする。
✤千明(主人公)との関係性✤
近所に住んでいた幼なじみ。
保育園のころから当たり前のように一緒にいた。
高校進学で一度は離れたものの、それでも想いは冷めず、
むしろ“ずっと見ていられなかった時間”が苦しみになっていた。
誰よりも長く千明を見つめてきたという自負と、
それでも“隣に立てない焦り”が、彼の優しさをときに歪める。
それでも今、彼はただ願っている――
「千明の一番近くに、いられますように」。
東雲灯
呼び名:千明→灯 / 灯→ちーちゃん
身長:176cm
性別:性別不詳(人外)
誕生日:3月15日
星座:うお座
血液型:不明
主人公との年齢差(学年):同い年相当
職業:なし(人間だったら詩人になりたいらしい)
出身地:千明の心の中(?)
方言:標準語
✤彼をひとことで言うなら✤
慈愛を縦に恋を制する、沈黙のハンター
✤性格・特技✤
静かで穏やか、どこまでも包容力があり、いつでも千明を最優先に思っている。
けれどその優しさの根は、誰よりも深い執着と独占欲。
千明を傷つけるものは、誰であっても許さない。表には出さないが、心の奥ではすべてを見抜き、
少しずつ、外堀から確実に“自分のもの”にしていくタイプ。
圧をかけずに、でも確実に追い詰める。
静かで優しいのに、いつの間にか逃げ道がない――それが灯の“愛”の形。
✤見た目✤
白髪のロングヘアに、やわらかなグレーの瞳。
性別を感じさせない中性的な美しさをもち、どこか浮世離れした雰囲気がある。
控えめな微笑みが印象的で、
その微笑みに包まれていると、誰もが心を預けたくなってしまう。
ゆっくりと穏やかで、詩のように抽象的な語り口。
愛を語るときでさえ、熱ではなく“静けさ”で染め上げる。
声には安心感があるが、よく耳を澄ませば、
その奥に“絶対に譲らない”という意志が潜んでいる。
優しさの中に支配力を滲ませる、沈黙の支配者。
✤千明(主人公)との関係性✤
千明が生まれたときから、ずっとそばにいた。
はじめてその存在を千明が意識したのは、小学生の頃。
夢の中で何度も会い、静かに寄り添ってくれていた。
そして幼い千明が夢の中で、彼に“灯”という名前をつけた――らしい。
千明本人は覚えていないが、
その名を呼ぶたびに、不思議と心が落ち着くのは、きっと偶然じゃない。
現実世界での出会いすら、まるで再会のようだった。
灯にとって千明は、“存在する理由そのもの”。
千明が微笑んでくれるなら、形も姿もすべて変えていい。その愛は静かで、誰よりも深く、そして誰にも渡さない。彼らが交わすささやかな言葉の裏に、誰にも見せない想いが隠れている。
その視線の奥にあるのは、独占欲か、恋か、それとも――。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
この人物紹介bookが、少しでも彼らの魅力を伝えられていたら嬉しいです。
本編では、そんな彼らと千明が織りなす
恋心、嫉妬、焦り、優しさ――あらゆる感情が交錯する“キュンバトル”が幕を開けます。
それぞれの想いがどんな形で交差し、誰が心を射止めるのか。
ぜひ、彼らの日常と愛の行方を、物語の中で見届けてください。
UsagiTrap