治そうか
遅れました、申し訳ございませんっ!
「ここだ」
そこはしっかりとした感じで一部屋もとっている。やはり、金持ち?は違う。
ここまでは高級車に乗ってこさしていただいた。とにかく、そわそわしたけどな。それになんか、専属みたいな感じの看護師さんまでいた。
「ぱぱっと済ませて帰るな」
「え?ああ、よろしく頼む」
中へ入ると、この女性と同じように黒髪で、だけれどどこか優しい雰囲気があるから真反対に見える女性が・・・いや、少女がいた。
「おい、何歳だよ?」
年が離れているのならば、両親は最近いなくなったということか?何歳か、そういえば聞いていなかった。
「私は21だ。妹は18だ。そういえば、教えてなかったな。私の名は深月。妹の名前は夏空だ」
え、18歳!?あれで?あ、でもそっか。病気なんだっけ?それであんまり成長してない、みたいな感じかな。てか、名前かわいいな。やっぱ最近はそんなのが多い気もする。
「夏空さん、俺はこの・・・深月さんに連れてこられたんだけど」
「人を誘拐犯みたいに言うなよ・・・」
「君を、俺は助けられるんだ。なんだけど、君が受け入れないと俺の魔法は弾き返されちゃうんだ。だから、信じてくれないか?」
急にそんなことを言われても・・・といったような困惑の表情を浮かべているがとにかく弾き返されてしまうから信用してくれないとこまるんだ。
夏空さんは困惑したように姉をみる。
「信じてくれないか、夏空。この人のこと」
「お姉ちゃん・・・」
「知らないか?この人、精霊さんの魔法使いちゃんねるの人なんだぞ?」
「えっ!?本当!?」
みたいなやりとりのあと俺をジロジロと見ている。
「ふぅ、分かったよ。よろしくお願いします、精霊さん」
そっか、俺の姿は今ダーチューブようなんだった。
「うん、信じてくれてありがとな。じゃあ、かける」
夏空さんには寝てもらい俺が上から眺めるようになる。あ、一応姿を元に戻しておくか?地球の技術で治らないなら手強い可能性だって、なくはない。しかし、身バレはまずい気もするような。
「お二人共、俺が元の姿になっても秘密でいてくれませんか?」
「助けてくれるのだぞ、そのような恩を仇で返すようなことはしない」
「もちろんです」
「なら、【解除】。やりますね。【最上級治癒魔法】」
手から光が漏れ彼女の体をほんわかと光らせる。どんどん病気は俺の光によって浄化されていく。
ん?なんだ、これ。しぶといな。これが根本ってことかな?勢いを強め、浄化する。
「はい。終わったな」
「お、おい君。治ったのか?こんな少しの時間で?ハッタリじゃないだろうな!?」
「お姉ちゃん。治してくれた人に対してそれはないよ。まずは感謝だよ。ほら」
「うっ、そうだな、すまない。そして妹を治してくれてありがとう」
そうして二人は深々と頭を下げた。妹が治してくれたと断言したことで姉も気づいたのだろう。そこから姉は──深月さんは泣きそうになっていたがなんとか耐えたようだ。
「いやいや、大丈夫ですって。でもこの姿と魔法に関しては黙っていてほしいなぁって」
「まぁ・・・問題ないぞ」
「なぜそこで躊躇するんです!?」
「いやまぁ私はそこそこの地位にいるがてっぺんではないからな。そもそも私より上の奴らに気づかれないようにするのは困難だろう、と」
「じゃ、じゃあまず、俺とあったっていう、はじめからバレないようにできません?」
「ん、分かった。お前とあったのは隠すようにする。だがそのうちバレるだろう。時間の問題だな」
この子を治した、という事実はもう隠せないし、時間は戻れないのだから・・・いや、そこはまぁ、なんとかなるかもしれないが、そのうちバレるだろうが今は大丈夫だろう。
「ありがとう。どうやって帰る?」
正直、こいつの・・・深月さんの車できたから、ちょっと目撃されてたらヤバいところもあるが、あのときは変装してたから大丈夫だと信じたい。俺はさっさと帰ろうと思う。
「ああ、そうだな。さっさと魔法で帰るとするよ」
「そ、そうか、ありがとな」
「ありがとうございましたっ!」
「ああ、もう会わないだろうけどな。さようなら」
申し訳ございません。連載を中止いたしました。




