表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/10

日本に帰れるらしい!?

来ていただきありがとうございます。

読む方が増えれば作者のやる気にもなりますのでよろしくお願いします!

 終わりを告げる。


「──終わりだ!」


 ここまでの道のりは長かった。もう、薄れかけているお米の味。日本に帰りたい。今でもそれは変わらない。そしてきっとこれからも変わらないのだろう。


『──か?』


 俺は、普通のサラリーマンとしてやってきた。別に不自由をしていたわけでもないし、なにか凄いことが起こったとか、そんなこともなかった。だけど、ある日突然、俺は異世界に転移させられてしまった。最初は混乱していたが、これでも社会人。冷静になるのは割と早かった気がする。

 魔王を倒すために俺は勇者として名を馳せた。異世界人だからなのか、その世界ではたぶん一番強かったのだろう。魔王を倒すことができるのは勇者だけだと担ぎ上げられなんど胃を痛めたことか。

 それでも、今この瞬間に俺は魔王を倒した。異世界人という最初から強いはずの俺でも訓練をしなければ勝てなかった。かなり強かったのであろう。

 しかし、倒したところできっと俺は日本には戻れない。戻す方法がないのだから。


『聞こえますか?』

「誰だ?まだいるのか?」


 魔王を倒したから、あたりの魔物は弱体化しているはずだし、放置しても大丈夫だろう。しかし、魔族となると別である。魔族は喋ることができるのだから。


『私は、女神です。あなたは遂に魔王を倒してくださいました。その名誉をたたえ、あなたの住む日本に帰そうと思います』


 俺は呆然とする。今までなんのために魔王を倒さなければならないのだろう、とずっと考えてきた。しかし今、俺の願いが叶えられようとしているのか?


『ですが、すみません。実は、帰るときにあなたの肉体は持ってこれないのです。こればかりはどうにも・・・ですから、私が創ってもよろしいでしょうか?』


 急展開だが、そもそも異世界に来た、ということでそれには慣れている。


「ああ・・・じゃなくて、はい。日本に帰れるのならば肉体など新しくても」


 女神様の前なのならば俺が日本にいた時みたいにきちんと敬語を使おう。異世界ではあまりそういう文化がなかったから敬語ではなくなっていた。


『ありがとうございます。では、いってらっしゃいませ──めっちゃ美少女にして差し上げますわ』

「え?え?いや、ちょ──!」


 そして俺は、光に飲み込まれていった──。


「なんか最後キャラ変わってない──!?」

お読みくださりありがとうございました。

ぜひ下にある★ボタンを押していただけると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ