この世で一番、大切な花。
どーも。ユウラって言います。
小説なんて書くの初めてなんですが、是非とも暖かい目で見てやって下さい。
今年も咲くかな?
俺の大切な花…。
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「もうすぐ春だな…。」
そんな事をぼんやりと思いつつ、布団から抜け出す。
もう2月の半ばだが、朝は少し肌寒い。
服を着替えるのも、朝食を食べるのも億劫だ。
だが服を着替えないとどこにも行けないし、朝食を食べないと腹が減る。
面倒だと思いながらも腹の虫に負けて朝食をとる。
「うま…」
いつも朝はきまってトーストとミルク。
白米なんかとてもじゃないが食べる気になれない。
「さて、じゃあ忘れないうちにやるかな。」
まあ忘れるわけないけど。
と思いながらじょうろに手を伸ばす。
その中に水を入れて目的の場所に行き、水をかける。
これが毎朝の日課。
花の水やりだ。
別に花を育てる趣味があるわけじゃない 。
この花は、特別な花なんだ…。
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「はい、これあげる。」
そう言って花の種を渡されたのは四年前。
俺の幼なじみがくれた。
最初は育てる気なんて全然なかった。
でも、幼なじみが事故で意識不明になって、やっぱり育てる事を決めた。
決意早いなぁとか、いきなりだなぁとか自分でも思ったが、育ててたら幼なじみは起きてくれるんじゃないかというよくわからない気持ちが込み上げてきて、いてもたってもいられなくなった。
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それから、花は毎年綺麗に咲く。藍色の鮮やかな花だ。
花が咲く度、起きたかな、という期待が高まるのだが、相変わらず変化はない。
「今年は、起きるといいなぁ。」
もし起きたら、この花を見せて毎年綺麗に咲いてると自慢しよう。
きっと、私も見たかったと意識不明だった時の事を悔しがるだろう。
そこまで考えて、頬が緩む。
ああ、早く。
早く咲かないかな。
そしたらきっと。
君に会える。
どうだったでしょうか?
意味不明なうえに文章まとまってませんが…。
感想とか、あったら嬉しいです。
未熟者なので、アドバイスや、誤字脱字の報告でも嬉しいです。
では、また名前を見かけた時は宜しくお願いします。