絵の魅力ってなんだろう 疑問とグダグダ
絵柄は古いままですし(デフォルメ弱めのまま)、微妙だなと自分で思っていたものをpixivに上げてみたら、思ったよりは反響がありました(思ったよりは、というレベルですが……)
いっぽうで、頑張って絵のテイストを変えたつもりのものはひとつもブックマークがつかなかったり……
どんな絵がいいと思われて
どんな絵がスルーされるのか
さっぱり、わかりません。
古い絵柄だからダメってわけでもないのか……?
どうしてもマイナーな作品は、たまたま見てくれたり検索してくれた人の好みが偶然にも合っていたというケースに依存するのかもしれません
まだまだ、まったく分かりません。
しかし、いろんな絵柄を試して描けるようになりたいのも事実です。
どうしても挿絵の都合上、あんまり、明るくて可愛らしい絵柄にはデフォルメしたくない小説もあるんです。
たとえば、大人向けの……人間の精神的な暗部や社会悪や社会矛盾まで含めて、殺人とかまで取り上げているようなダークな小説を、明るいテイストの絵で表現すると、なんとなく合わなくて変な気がするんです。
※もちろん、それを狙った効果としてはアリだとは思います。……歌詞は載せられませんが(歌のタイトルはいいのかな?)ヨアソビ さんの“夜に駆ける”とか。相当ダークな世界観を比喩を重ねて、心境のゆらぎを描いたラブソング?くらいのテイストにしている歌で……背景のアニメーションも色使いは明るいものです。(もっとも構図とか、曲調の転調などは、端々にぞっとするものを織り込んである すごいものです。。テンポよくて明るいのに……なにか引っ掛かる要素をチラ見せするように残して、聴き込むほどひきこんで行く、カラオケで是非ごらんください!)
話がそれましたが、そういう風に、あえて、暗いストーリーに意図的に明るい絵をかぶせるのも狙った表現である場合は面白いと思う)のです。
一般論としては、やはり、ハードな話とか、ワイルドな男性キャラが活躍する話に、目を大きくして背を低くしたら男なのか女の子なのかわからない絵柄(萌え絵のテイストで男性キャラをいっしょうけんめい仕上げたような絵)というのは
なんか微妙に違うかな、という気がしてしまうんです。
でも、話の傾向によっては、かわいい絵柄の方が合うかなと思うこともあります。
もちろん、キャラクターの性格をちゃんと反映しているかは重要だと思います。たとえば、見た目は可憐だけど、性格は、“短気で喧嘩っぱやく、負けず嫌い。群れるのが嫌い。悪いこではないけれど、ちょっと屈折している”ようなヒロインだったとします。
そういう、攻撃性が強いヒロインに、
“おとなしくて素直で可憐で、どこかいじらしい、よくも悪くも女の子らしい雰囲気の萌え絵”を合わせてしまうと
絵単体として魅力的でも、挿絵としてはちがうかな、って思うんですよ。挿絵はあくまでも挿絵であって、ストーリーの世界を表現しているべきものだから。
もちろん、難しいですが
最近好んで見ている、さいとうなおき氏のYouTubeで紹介されていた人気イラストレーターIxy(綴りはあっているかわかりません。イクシー氏、らしいです)の絵を手本にして(さすがにそのまんま構図その他を模写したらただのパクリになるので、あくまでも勉強させていただく、参考にさせていただく程度)で頑張ってみようかなと思います。