あれ?アケストリアティ城?
あれ、アケストリアティ城?
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ステータス
名前:ジュン・アレスティア
種族:ハイヒューマン
性別:男
レベル:1538/2000
HP:15369854/15369854
MP:369587325/369587325
能力
【光覚】【縮地】【天歩】【剣術】【斧術】【槍術】【弓術】【魔弾】【魔術】【呪術】【瞑想】【聖技】【神技】【魔眼】【付与】【威嚇】【天雷】【解体】【商業】【隠蔽】【偽装】【挑発】【吸収】【鑑定】【生成】【加工】【召喚】【格闘技】【絶対切断】【危険察知】【明鏡止水】【自然回復】【絶対破壊】
称号
転生者、竜殺し、神剣、大賢者、魔王殺し、限界突破、最強に気に入られし者、人類最強、
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次第に光が消えていった。
僕は光が消えていくなかとても動揺していた。
`なんだ今のは物凄い魔力の召喚魔法だった、アレクソリティアの王城勤めの魔術師が全員総出でやったってこんな魔力は集まらない´
『もしかして異世界召喚ってやつだったりしますかね?』
`そうかもしれないけどそうじゃないかもしれない、とりあえず場所の確認だ´
『そうですね』
完全に光が消えたところで周りを見渡してみる。
左右には沢山の魔術師と見える人たち、後方には状況についていけず呆然としている金井さんが、前方には何故か見たことがあるような顔をした王様と見てとれる椅子に座った人がいた。
それで僕は状況を察した。
`あ、異世界召喚ですね。はい´
『なぜかここに見覚えがあるのですがなぜでしょう?』
`そういわれて見ると僕も見覚えがあるきがする、たしかアレクソリティアのアケストリアティ城?´
そんな事を僕が考えていると王様と見てとれる人物が話をしてきた。
「急なことで動揺しているだろうがひとまず今の君たちの状況を説明しよう。
そなたらはこの世界アレクソリティアにここにいるアケストリアティ城の秘術、異界召喚によってこの世界に勇者として召喚されたのだ!!」
`テンプレですね、はい、適当に聞き流して....うぇ?´
「今、なんて?」
「もう一度言おう、そなたらはこの世界アレクソリティアにここにいるアケストリアティ城の秘術、異界召喚によってこの世界に勇者として召喚されたのだ!!」
`リシア、僕の耳おかしくなったかな、今アレクソリティアのアケストリアティ城って聞こえたんですけど´
『これは驚きです。まさか転生前の世界に召喚されるとは』
`やっぱそうだよね、あのアレクソリティアだよね、前世で生きた´
『そうですね、間違いないでしょう』
前世に生きた世界に召喚されたことえと動揺が隠せないなか王様が再び口を開いた。
「異界召喚は一人だったはずだが、まさか二人召喚されたとはな、まあよい。
わしはこの世界で一番大きな国であるトリアティ王国の王であるエルテシア・トリアティである」
`あー、そんな国王いたな~だからミオボエあるのか´
「これからそなたらのステータス確認を行う。これに触れてみてくれ」
王様が手にしていた水晶玉を僕に差し出してきた。
『鑑定玉ですね、ステータスは偽装した方がいいかもしれません』
`たしかにステータスを見られるなら偽装しとかなきゃ大変なことになる´
そう思い僕は能力【偽装】と【光覚】をつかってステータスを瞬時に偽装した。
そして鑑定玉に触れる。
すると、鑑定証が僕の偽装したステータスを移す。
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名前:金斬 純
種族:ヒューマン
性別:男
レベル:1/100
HP:100
MP:50
能力
無し
称号
巻き込まれし者
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`完璧だ、これぞテンプレ´
『巻き込まれし者って、この状況でよく思い付きましたね』
僕の偽装されたステータスを見て王様がこんなことを言った。
「なんだこれは、ステータスが低すぎる。それに、巻き込まれし者?なんだそれは」
`ヤバい、テンプレ過ぎて楽しい!´
『遊ばないどあげて下さい』
王様は次に金井さんに水晶玉を差し出した。
`えっと、金井さんのステータスはっと´
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名前:金井 愛璃
種族:ヒューマン
性別:女
レベル:1/1500
HP:1000
MP:700
能力
【剣術】【聖術】
称号
勇者、最強の友達
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王様が驚いたように
「ステータスが高い!それに聖術と勇者がある、この最強の友達はよくわからないがこちらが本当の勇者だ!」
「「「「「おおあおお!!」」」」」
周りから歓声が上がった。
そこで僕はなんだろうと思った王様は周りの貴族らしき人と話を始めた。
`なんの話かな?聞いてみるか´
そして僕は自分に【付与】の能力を使い、聴力を上げて、王様達の話を聞いた。
「・・・巻き込まれし者とはなんなのだ?・・・」
「・・・わかりません。しかし、勇者と共に召喚されたことを考えれば異界召喚に巻き込まれたと考えるのが妥当かと・・・」
「・・・つまりあの男はただの一般人と言うことか?・・・」
「・・・はい、おそらく・・・」
「・・・そうか・・・」
`そうそう、僕はか弱い一般人´
『あなたが弱いと言ったら強いという言葉がこの世から消滅しますよ』
`そうかもね´
そこで話し合い終えた王様が皆に指示をしだす。
「とりあえず勇者とそれに巻き込まれたそこの男に部屋の準備を」
`さて、これから面白くなりそうだ´
『たしかにそうですね』
そして僕の雑魚を演じる日々が始まった。
生前の世界に召喚された主人公、一体どうなるのでしょうか!