第2話 贈り物?いやそこは普通スキルだろ
世界の景色が一変した・・・・・
「へ・・・な・・・・ここはどこだ!?!?」
叫ばずに入られなかった、それはそうだろうさっきまで自宅で意味のわからない手紙を見ていたら、意味のわからない場所で一人立っていたからである。
「おいおい・・・まさか、本当に異世界に来ちまったのかよ私は・・・」
そんなこんなで頭の中がショートするぐらい混乱しているとあることを思い出した。
「うん・・・待てよ、確か異世界転移ものといば!?」
そう、少年は思い出した、異世界者といえばまず思いつくことはそう・・・チート級の異能力を手に入れているはず・・・と
「よっしゃーーーー!!!!これて私は勝ち組だー!!!!!」
などと叫び、今の今まで悩んでいた何故異世界に飛ばされてたのか、なんであんな手紙が私に届いたのか、家族は私のことを心配してないだろうかなどが全て頭の中から消し飛び、私は一体なんの異能力を手に入れたかを確かめると言う欲求にかられてしまっていた。
「さーて・・・どうやって確かますかねー」
などと言い足を一歩踏み出そうとしたすると・・・
コン
「ん・・・なんだこれ?」
足元には草が生い茂っており目視では気づかなかったが、例えるならそう・・・R○ボックスを少し小さくしたような箱があった、そしてその箱に一枚の紙切れがついていて何か書いてあったその内容は・・・
異世界への第一歩おめでとう!!!
これは君の新たな人生に対しての僕からの贈り物です。少しは役に立つ旅の品物だけどガルバレ(^○^)
因みに今後一切は君に何も支援できないので
よろしく(^O^☆♪じゃまたね〜
「お、おおふ・・・なんて言えばいいんだこの手紙に対して・・・」
手紙の内容的に自宅に手紙を送ってきた奴と同じだろうと判断できるがまあ、ただ異世界にポイされて
後サヨナラ〜よりか大分ましかーと思いつつ、箱を開けてみた。
「・・・ふむ、意外と入っているな・・・」
箱の中身はこうだった。
旅の装束
旅をする者の杖(折りたたみ式)
旅をする者のリュック(小型)
ナイフ
食料(凡そ5日分)
水筒
地図、コンパス
イヤフォン?
うん、普通だとにかく普通だ・・・うん最後の以外が
「・・・いやなんでイヤフォン、ファンタジーにミスマッチにも程があるだろう・・・」
見た目は耳につける部分が片方しかなくコードも見当たらない。などと思っていると箱の中にまた一枚紙が入っていた。
「ん・・・これイヤフォンの説明書か?なになに
これは翻訳機?機能は耳につけるだけで相手の話す言語及び相手には自分の話す言葉が自動的に翻訳され意思疎通が可能となる機械です。いや・・・ファンタジー頼むから仕事してくれ、普通こういうのはスキルとかだろうに・・・」
などと普通の異世界ものの常識について文句を言っていると、ふと一番下には注意事項が書いてあった。
注意!!この機械は一度付けると二度とはずすことができません。無理やり外すと使用者は死に機械は二度使えないのできよつけるように!!!
ええ・・・いやまあ、考えてみりゃそうか、こんな便利なもん使って無くしたりしたら大事だもんなでも無理やり外すと死ぬのかー・・・ておいおいこれ付けている時にこの機械が壊れたら俺死ぬんじゃ!?!?
だが、注意事項の下にはまだ続きが書いてあった。
因みに使用者が装備している状態で壊れてしまった場合は使用者に与える影響は一切なく、自動的に修復されます。水に濡れても大丈夫。
「うん・・・まあ、付けるしかないか。」
そう言った後耳に機械を付けると・・・
「・・・これと言った変化はないな・・・」
そうして、他の贈り物をチェックし全てを装備し終え
「さあ、行きますか・・・とりあえず町を目指しますかぁ。」
私はまず、この世界の事を知るため、地図を見る
この地図は紙で出来ているはずなのだか何故か私の位置が分かるようにか、現在地にポイント?のようなものが浮かんでいた。
「ここから近い町は・・・ランズっていう町か、よしまずはここに行こう。」
そう心に決め、私は新たな人生?を歩み初めたのでした。
余白及び絵文字の位置修正