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偽善者の語り部  作者: テト
12/26

第8話 颯爽と登場!!そしてバイバーイ


なかなか投稿の期間が安定してなくてすいませんできるだけ安定してできる様やっていきます。

どうぞよろしくですm(_ _)m

「なかなかに面白かったなぁ」


「いや〜まさかあのタイミングで裏切る所とかおいら思わなかったすよ〜」などと私の物語を聞いた盗賊たちは以外と好評だった。ただまあごく一部には・・・



「軟弱な奴らだな、勇者とはいえたった一人に潰されちまうなんてな」


「そうだ、そうだ!!」なんていうのはこの盗賊団のボスとその側近達だ。そしてボスが盗賊達を黙らせると私と向き合い・・・


「なあ〜語り部さんよ〜なかなかに面白い物語だったが俺・・・いや俺たちにとっちゃ侮辱にも等しい話だったぜ」とニヤニヤ笑っている様に話しかけてきたが目が全然笑っていなかった。



「て、事でだ。そんな話をしてくれたお前さんにお礼をしなくちゃいけねぇ、これは些細な分だがうけとれや」


そう言いながら持っていた鈍器を振りかぶろうと真上に持ち上げるボス、ああ時間稼ぎも無駄かぁ、短い

異世界ライフだったぜと覚悟して思い切り目を瞑り思っていると・・・



ギャイン



と、とても鈍器と人の骨がぶち当たった時の音とは思えない音が響き渡った。



な、なんだ?痛みもないしなにが起きたんだ?


私は恐る恐る目をを開けると、そこには一人の騎士がいた。いや窮地に陥っている私を助けたから比喩で言っている訳では無くて本物の騎士が私の前で立ち塞がり、盗賊の鈍器を剣で受け止めいた。

雰囲気は西洋の騎士だなと思いぼんやり眺めている。



「貴公!!大丈夫か!?」とその騎士が私に?声を掛けてきた。


それに私はこう答えた。


「は、はひ大丈夫れす・・・」


うん・・・もう誰も突っ込まないで私いつになったらこの症状克服できるのかな?


私が余りにも元気が無く、言葉もカミカミな声を聞いて、颯爽?と現れた騎士さんは、


「思った以上に疲弊している・・・待っていろ直ぐに助けてやるからな!!」


えぇ、なにこの人カッコヨスギィ私が女なら惚れてるわこれ、いやまあわからんが。



「ほう、なかなかに啖呵切ってるじゃねか、だかこれだけの人数相手に出来んのか?」



見た限り30人くらいるなって私相手にこんな数いたんかい!!過剰戦力もはなはなしい!!私はか弱いのよ!!とかアホな事考えていると。



ニヤ



と鎧のヘルムで顔が見えないはずの騎士の顔が笑った様に思えたのは気のせいではないだろう・・・




****




ガスッ



「いんや〜終わった終わった〜ん〜」


剣を思い切り地面にブッ刺して歓呼一番に言った言葉間延びしていて今の今まで殺し合いをしていた人にとても見えなかった。


周辺には盗賊達の死体が死屍累々と転がっている、いやあの騎士さんマジ強すぎ!!私の物語に出てきた

勇者並かも知れないな・・・


そうこう考えていると騎士は暑いのかヘルムを脱いだ。ヘルムの下にあった姿は綺麗だった。

見た目は男と見られても女と見られてもいい様な中性的な見た目だが何故か人の目を引き付ける何かを感じてしまいつい魅入ってしまった。



「な、なんだい?そんなに私を見つめてこんな私を怖くなってしまったかな?」


彼女?彼?ああもうわからん!!騎士さんでいいや。

騎士さんは私に見つめられている事が騎士さんの行為を怖がっていると勘違いしてるいるらしい、なんとか弁解しないと今度は慎重に慎重に・・・



「・・・い、いえすいません、少し動揺していただけです。助けてもらったのにお礼の一つ言わず申し訳ありません・・・助けていただきありがとうございました」と私は言うとペコと頭を下げました。

はたから見ると縄に縛られて地面に座っている私が頭を下げている状態はとてもシュールであったろう。

まあ気にしないが・・・


「いいよ、いいよ、お礼なんて私は任務ついでに貴方を助けたにすぎないから」


そう言うと騎士さんは剣を地面から抜き、死体と成り下がっていた元盗賊団のボスの首切り落とした。


「!?」


いきなりの騎士さんの行動に度肝を抜かれていると騎士さんは盗賊団のボスの首片手で持ち私に近づいてきました。


「ああ、怖がらないで縄切ってあげるだけだから」



いやいやいや!!貴方のその姿を見て怖がらない人はいません!!と言いたいが流石にそんな失礼ない事を言ったらダメだろうと思い黙っていると騎士さんからそんな事を言われたどうやら顔に出ていたらしい私にポーカーフェイスは苦手らしい・・・

まあ結局普通に縄を切ってもらい晴れて自由の身になられた。とりあえず一言・・・


「私は自由だぁぁぁぁ!!」


決まった・・・私が言いたかった事

ナンバー6・・・いつも は人が忌避な目で見つめてくると思い言えなかったこの言葉には全力で私の気持ちを込めた、それを見た騎士さんは・・・


「あ、ああ・・・うん、よかった・・・ね」


若干引き気味でした。うんやり過ぎだね。なんて言って謝ろかと考えていると。



「じゃ私は任務の達成報告とこいつ提出しないといけないからバイバーイまた会いましょう!!」


というと颯爽と去っていった・・・いや姿が一瞬で見えなくなった。どうやったらんな事できるんだと思いまた考えていると一つ思い出した。


「あ、騎士さんの名前聞くの忘れてた」


この騎士さんとはまたいつか再開するのだか私は

その時また度肝抜かれる事になるのはまだこの時は

知りえなかった・・・

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