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偽善者の語り部  作者: テト
10/26

第7話 盗賊エンカウト

物語3

ちょっと日が空いてしまいました。すいません

m(_ _)m

いやはや私こと古瀬 尊は現在、生まれてこの方

面白い体験をしております。何でかって?

いやねー、だって普通人気の無い森林の道を歩いてたら、いきなり盗賊が現れてあれよあれよのうちに私は縄でぐるぐる巻きにされて拘束されたのだがら・・・



私はランズの町を出た後は適当に旅をしていた。取り敢えず目的も無いしどうしょっかなーとか思いながらのんびり散歩気分で人気の道を歩いてた訳さ

するとね、いきなり道のハズレの茂みから何か影私に飛び掛ってきたんだよ。



「チッ!!こいつ男かよ、おいお前!!縄持ってこいや!!」


いや、それはこっちのセリフだっていいてぇわ!!

今、男・・・盗賊らしき男は私に飛び掛かり馬乗りの状態で私を取り押さえていた。そして最初の状況である。



「ボス・・・どうしやすか?こいつ?」


「ふん、こいつは男だ、女ならまだ使い道があるが

男はいらん。適当に身包み剥いで殺すに決まってんだろうが」



盗賊のボスらしき男と下っ端らしき男がそんな会話をしていた。


あ、やべ。このままじゃ私殺されるのかよ!!

いやもう何でこんな所だけ異世界転移の常識なんだよ!!神様手を抜く所本当間違えてるね!!

くっ、このままだと私は盗賊たちにくっころ!!を

いう間もなく殺されちまう。誰得だって話だか・・・



取り敢えず私は盗賊のボスみたいな奴にある提案をして時間を稼ごうと思った。



「な、なあ。そこの人」


「ああん?俺の事か?」



盗賊の殺気と迫力で私は気絶しそうになるがぐっと

私は耐えて何とか切り出すことが出来た。


「私を殺す気なんだろ?」


「おう、そうだぜ。話がはえーな、ならもう殺しちまうか?」


「いや待ってくれ、待ってくれ!!私は語り部なんだ。せめて死ぬ前に一つ物語を語らせて欲しい」



そう私が考えた提案は物語を語りせめて少しでも長く生きたいと思ったからだ。



「ほう、お前語り部なのか、なら一つ話を聞かせろやその後殺してやるよ」



男は不吉な笑みを浮かべながらドッと腰を地面に下ろし私の話を聞く体勢に入った男の部下たちもボスに倣うように座っていく。



「なら、こんな物語はどうだ?ある所に、一人の

盗賊がいました・・・」



私はもうすく死ぬという事が分かっているにもかかわらず意気揚々と語り出したのでした。





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