再会!2
みんなと別れたあと、家に帰る前に桜高によりました。まだ授業中でさわちゃんと話は出来なかったけど、みんなと過ごした高校生活を思い出せてよかったです。
唯)「そういえば、あずにゃんどうしてるかな~」
帰り道、ふとそう思いました。
卒業後もしばらくは連絡をとりあっていたけれど、今はもうさっぱりです。
そういえば、あずにゃんを見るたび、とても不思議な気持ちになることがあったような…
あれはなんだったんだろう?
そんなことを考えている間に、家に着きました。
唯)「あれ?誰かいる…え、うそ…」
私にはそれが誰なのかすぐに分かりました。
確かめるより先に体が動いていました。
やることは1つ。
唯)「あっずにゃーーーーーん!!」
梓)「わぁ、ビックリした! さすがに後ろからは危ないですよ、唯先輩」
間違いなくあずにゃんです。なんか昔のまま大きくなったみたいです。
唯)「あずにゃん、あずにゃーーーーん」
梓)「ちょっ、苦しい…」
さすがに辛そうなので放しました。
唯)「そうだ、どうして連絡しなくなったの?」
梓)「実はいろいろありまして…で、今日は先輩達の卒業式だって憂から聞いたので急いで横浜から…」
唯)「え、あずにゃん横浜に住んでるの!?」
梓)「はい。今は音楽スタジオでCDレコーディングの手伝いをしたりしてます」
唯)「すごいね~ でも、やっぱり連絡はしてほしいな~」
梓)「すいません…」
唯)「いいよいいよ、気にしないで。そうだ。うちで夕飯食べていきなよ~ 憂もきっと喜ぶよ」
梓)「いや、いいですよ」
唯)「そんなこと言わずに寄っていって~」
梓)「それじゃあ、お言葉に甘えて…」
私はこの時、この先何が起こるかなんて考えてもみませんでした。




