よくある七十六話 驚きと見た目
メルン再登場とメルン父との会話です。
世紀末で見かけ倒しなメルンの父親に家に入れてもらった。そんで今はリビングにメルン父と一緒に居る。
マジで血が繋がってるとは思えねぇくらい似てねぇ……。メルンは母親似なのか?
「メル!!お前にお客さんだ!!」
声でけぇよ……。
「ふぁ~い、お客さんって誰…………………。」
メルンが階段から降りてきた。パジャマ姿で。
「おいメル、その格好はなんだ。長期休暇だからといってもだらけすぎだぞ。すぐに着替えてこ「イヤアアアアアア!!!!」な、なんだ!?」
メルン父が説教を終える前にメルンが大声で叫びながら階段を登っていった。なぜに?
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メルンside
ど、どうしてシンさんが家に来てるの!?た、確かに来るとは言ってたけど、今日じゃなかったよね!?明後日のはずだよね!?そ、それにパジャマ姿を見られてしまった。しかもお寝坊さん状態の。
「メル!!早く着替えて降りてこい!!お客さんを待たせる気か!!」
うるさいバカ父!!そんなこと十分、分かってるわよ!!
ど、どうしよう!!何を着よう!!シンさんに見せる服は明日決めようとしてたのに!!シンさんに恥ずかしい服は見せられない!!ど、どうしよう!!シンさんは地味目の方と派手目の方、どっちが好みなのかな!?どうせなら聞いておけばよかった!!ああ、本当どうしよう!!
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「すみません、待たせてしまって……。」
「いえ、気にしてませんし、それにいきなり押し掛けてしまったこちらこそすみません。」
世紀末なメルン父は意外と礼儀正しい人だった。なんか見た目で人を判断してはいけないって言葉があるけどこうゆう人のためにあるんだなとつくづく思う……。
「そう言えばゲークさん、お仕事の方はどうしたんですか?」
「あ、実は私は専業主夫なんです。珍しいでしょ?」
つくづく見た目通りじゃないなこの人……。てか専業主夫って初めて見たよ……。つーかさっきまでのしゃべり方はどうした……。
「えーと、あ、自己紹介してませんでしたね、俺の名前はシン・ジャックルスって言います。」
「シン・ジャックルス!?平民出身なのにあのシェント学園に合格したあの!?」
あ、やっぱり知ってた。
「何時からメルとお友達になられたんですか!?」
「宿泊訓練の時に少しありまして……。」
やっぱり中身は凄い草食系?だけど外見はあの世紀末マンガに出てきそうな容姿だからちょっと引いてしまう。
「そうですか……、宿泊訓練の時にですか……。」
なにを考えこんでるんだ?別に普通に仲良くなっただけなんだがな……。
「そう言えばどうして追い返そうとしたとき、口調が変わってたんですか?」
「ああ、ああやって喋っていれば大抵の不審者は追い返せるんですよ。特に気弱な人は。本当はしたくないんですけどね……。」
「けどメルンと話すときも口調が変わってましたよね?どうしてですか?」
「父の威厳を保ちたいからですよ。この家で男は私一人だけですから肩身が狭いんですよ……。妻にはもう結婚前から看破されてますから……。」
「同情します……。」
次はメルンが大変なことになると思います。




