よくある七十二話 家と父親
シンの父親登場です。
俺は今、母さんと一緒に家に帰っている。なぜか俺んとこの家は町からかなり離れているのだ。
「もうちょっとかな……?」
「そうね……。我ながらとんでもないところに家を作ったわね……。」
ならもっと便利なところに家を作れよ……。あとで父さんに聞いてみよう……、
「呼んだかシン。」
「うおおっ!?いきなり現れるなよ父さん!!」
なんかいきなり現れたこの人が俺の父さんだ。性格はまともなのだが……、
「なんか癖でな。」
「どんな癖だよ……。てかやっぱり気配消すのうまいな……。」
そう、身分は平民なのだが、色々と凄い能力があるのだ。気配を消すことはその中の一つらしい。この十五年間色々と見てきたがなんかこの人には勝てる気がしない。チート持ってるのに。
「パパ、仕事はどうしたの?」
「今日の分は終わらせてきた。てかお前の方はどうなんだ。」
「すっぽかして来たけど?」
「「今すぐ仕事に戻れ!!」」
しかも息がかなり合う。やっぱり親子だからかな?
「え~、嫌だなぁ……。」
「「嫌でも戻れ!!さっさと戻れ!!」」
「は~い……。」
この母親は……。
「さて、馬鹿を送り返したことだし俺達は家に帰るか。」
考えることも色々と合う。
「分かった。行こう、父さん。」
前世では父さんなんていなかった。だから最初はどう接したらいいかわからなかったが、今ではとても仲が良い。
俺はこの家族のところに産まれることができて本当に良かったと思っている。
「早急に仕事を終わらせてきたよ~♪」
「「早っ!!本当に終わらせてきたのか!?」」
「うん♪」
ちなみに母さんにも色々な意味で勝てる気がしない。だって俺絡みのことになると人間とは思えないくらいようなことをしでかすからだ。
シンの両親はシンに負けないくらい凄い平民です。
次はシン一家の団らんです。




