よくある七十一話 帰省と母親
シンの帰省&シンの母親登場の話です。
俺は前世で言う電車?みたいなものに乗っている。いや、本当何て言ったらいいか分かんないんだよ。電車と言われれば電車で電車じゃないと言われれば電車じゃないと言えるような微妙な形をしてるもん……。中身はほぼ電車だけどな……。おっと、着いたかな?
ふっ、俺は帰ってきたぞ!!この世界の故郷に!!よし、早速家に帰るか……、
「シーンくううううううん!!」
「ふんっ!!」
「キャア!?」
「いきなり突っ込んでくるなよ……、母さん。」
今さっき突っ込んできたのはシャルではなく、この世界での俺の母さんだ。
「どうして避けたの!?」
「普通突っ込んできたら避けるだろ……。って抱きつくな。」
「いたっ!!どうして可愛い息子とのスキンシップをしようとしただけなのに殴られるの!?」
「テメェの心の中で考えろ。」
そう、俺の母さんは、重度の親バカなのだ。
前世での経験から母さんにはたくさん甘えて(精神年齢的にはあまり変わらないが)優しくしたら、なんかこうなった。どこで間違えたんだろう……。
「母さん、取り敢えず離れろ、鬱陶しい。」
「シン君のいけず……。」
この母親は……。
「とにかく家に帰る、俺は疲れてんだ……。」
「そうね!!今日の夕飯ははシン君の好きなもので埋め尽くしてあげる♪」
「父さんのことも考えてあげろよ……。」
まぁ俺はこんな母さんが好きなんだけどな。
「そう言えばなんで俺が今日帰ってくるって分かったんだ?驚かせるために黙ってたのに……。」
「匂いで分かったの、シン君がもうすぐ帰ってくるって♪」
聞かなかったことにしよう。
次はシンの父親登場です。母親ほどおかしくはありません。




