よくある六十六話 試験後と軽薄
実技試験後の話です。
「これにて実技試験を終了します!!皆さん、お疲れさまでした!!」
あ~あ、ただ暇なだけだったなぁ……。
「あ、学園長。そう言えば俺の実技試験の成績はどうなるんですか?」
「もちろん満点じゃ。君の実力は烈火祭の時に証明されてるからの。」
それなら良かった。
「なぁシン、お前から見て俺の戦いはどうだった?」
無謀な戦い方をして簡単に先生にやられたネビューが来た。
「ネビュー、見てたぞ。とてもダサかったぞ。」
「うっ……。」
「もっと自分の身の程を知れ。もっと謙虚になれ。」
「そ、それよりもストッパーはどうだった?」
露骨な話の反らし方だな……。
「すげぇ暇だった。」
「……………羨ましい。」
あ、居たのかタイソン。タイソンはかなり惜しかった。
「タイソン、お前はもっと積極的に行った方が良いぞ。」
「……………そうか。」
「そうですよ、タイソンさんは少し消極的なんですよ♪」
「ネビューさんとは対照的ですわ。」
リンは先生をスピードで翻弄して勝利し、ユーは魔力で先生を押しきり勝利した。
「リンはあの戦い方は良かったぞ。ユーはあんな戦い方じゃあ上のレベルでは通用しないぞ。」
「そ、そうですか……。」
「ありがとうございます♪それよりも今から試験の打ち上げをしませんか?」
「そうだな。」
「そうですね。」
「……………そうだな、だがなぜかネビューがかなり落ち込んでるんだが良いのか?」
「なぜ俺だけ成績が悪いんだ……?この優秀なメンバーと友達なのに……。」
「「「「それはお前が(あなた)自分から努力しないからだ(ですよ)(ですわ)。」」」」
どうやら全員同じ考えらしい。
「orz」
またか……。簡単に落ち込みすぎるとお前のキャラが軽薄になるぞ……。
「まぁアホは無視して打ち上げしに行きますか。」
「……………そうだな。」「そうですね。」「まぁ場所は食堂ですけどね♪」
そして二分後、なにもなかったかのようにネビューがこっちに合流してきた。そのポジティブなところを魔法に生かせれば……。
次は成績発表の話です。




