よくある六十四話 実技試験中と暇
実技試験中の話です。
俺はストッパーの位置に付いていて、実技試験を見ているんだが……、
「暇ですね……。」
「そうですね……。」
とにかく暇だ……。だから今、保健室の先生と世間話をしている。ちなみに保健室の先生も怪我人があまり出ないため暇らしい。
「みんな頑張ってますね……、あ、ネビューが負けた。」
無理に力でごり押ししにいくなよ……。お前あんまり魔法強くないんだから……。
「そうね……。こうして遠くからみんなを見ているとなごむわね……。」
「そうですね……。どうしてあなたと居るとなんか凄く落ち着くのは気のせいですかね?」
「そうかしら?」
「そうですよ。」
「ふふ、ありがと。」
なんか平和的な人だなぁ……。戦闘狂とかよりもこう言う人の方が俺は好きだな……。
「しかし、暇ですね……。」
「そうね……。けど私はこう言う平穏が一番なんだけどね。」
「そうですか……、あ、シャルの出番か。」
「ああ、あの学園長と戦うことになってる子ね……。大丈夫かしら?」
学園長の強さ次第だけど、
「さあ、心配だけど大丈夫でしょ。」
学園長も魔力を制御するらしいしな……。
「そう、けど一応準備しておきましょう。」
「そうですね。」
さあシャル、見せてみろ。お前がどうやって学園長と戦うのかを。おそらく戦い方は全然変わってないだろうがな……。
次はシャル対学園長の話です。




