よくある六十二話 打ち合わせとストッパー
シンの役割の話とみんなの実技試験直前の話です。
「先生方、シン君にはストッパーをしてもらう、ということで良いですね?」
俺は今、学園長や学園の先生と一緒に実技試験の打ち合わせをやっている。
ストッパー。それが俺の役割らしい。まぁ簡単に説明すると魔法決闘は決闘者が死なないように特殊な魔法結界で魔法を制御しているが、それでも死人が出ないようにするために決闘を強制的に止める役割だ。ほとんど出番がないが、一番危険な役割なのだ。
「学園長、やはり納得がいきません。生徒に試験官をさせるなんてどうかしてます!!」
なんかお堅そうな先生が学園長に突っかかってきた。
「なら君がシン君と戦うか?シン君と本気で戦えるのか?」
「………………私はまだ死にたくありません。」
「なら文句を言うな。これは先生方の命のことを思ってのことなのじゃから。」
こら先生と学園長、生徒に殺されると思ってんのか?俺ってそこまで危険人物じゃないからな!!
「ともかく先生方、そしてシン君、今回の実技試験も問題なく終えられるように頑張っていきましょうか。」
まぁほとんど出番がない役割だから大丈夫だろ……、多分。
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リンside
「シンさん遅いですね……。もうすぐ実技試験開始場所に集合しないといけないのに……。」
「本当になにをやらかしたんだよシン……。」
「…………………さあ?」
「シンさんが被害者の方で呼ばれるならわかりますが……。」
「「「確かに。」」」
はぁ~、シンさんが試験内容を聞いてくるかもしれないから職員室に侵入しなかったのに……。
「そろそろ行かないと遅刻するんじゃないか?」
「え!?シンさんを待たないんですか!?」
「……………そんな時間はない。」
「そうですね、行きましょうユーラインさん♪」
しかしシンさんはいったいなんで呼ばれたんでしょう?まぁ試験会場で聞きますか♪
次は実技試験の話です。




